ニコラス・ケイジ主演の映画。

いきなり、恋人との空港での別れで始まる。

成功して、

今では金融会社社長で優雅で裕福な独身貴族。

仕事ばかりで祭日もなにも興味ない。

クリスマス・イブの夜に、天使に逢う。

それが堕天使で・・・・

換金できない宝くじをスーパーで売りつける、

人相の悪い天使。


目が覚めたら、郊外の家の寝室。

隣には元恋人が妻として寝てる。

2人の子供がいて、

長女に、パパじゃないと見破られる。

宇宙人と思ったみたいで・・・

この子とのやりとりが絶妙。


不満に思ったタイヤ・セールスの仕事も

もともと有能な人だから、

前の会社に戻れそうになる。


妻や子供に対して愛情が芽生えて、

元に戻るのをおそれるように。


でも、戻ってしまった。

その平凡な生活を取り戻そうと、

彼は必死になる。


この結末どうつけるんだろう。


出だしと同じように、空港へ。

今度は彼が旅立つ彼女を止める。


そう、もぅ一つの人生へ行ったと思った、

そのもう一つの人生は、

実は、未来だった・・・・


なんとも、観た後に幸せになる。

大人の寓話、お伽話。

幸せってなんだろう。

失ってはじめてわかる。


土曜の夜のBSシアターは、

毎週楽しみにしている。