新橋の『東をどり』を観てきました。
東京も京都も花柳界は、
両方とも六花街。
京都は、
団子のマークでおなじみの祇園甲部は、
都をどりで有名。
祇園東は祇園をどり。
先斗町は鴨川をどり。
宮川町は、京をどり。
上七軒は北野をどり。
これで5花街、それと島原。
宮川町と、島原は元遊郭。
4月から5月はそれぞれの
をどりを開催して、
桜の後の賑わいでもある。
をどりにはお茶席がつきもので、
団子の絵が描いてあるお皿に
お菓子をのせてくれるので、
毎年そのお皿を集めるのも楽しみだった。
東京では、六花街。
新橋・赤坂・神楽坂・芳町・向島・浅草。
今日、その新橋で開かれた
『東をどり』を観に東銀座へ。
歌舞伎座の建て替えで
たくさんの人が写真に納めにきていた。
閉場式たるものを上演してるらしかった。
今日、この中で観劇できる人は、
きっと古くからの御贔屓さん。
羨ましくおもいながら、
新橋演舞場へ。
はじまってみたら、
踊り手は年配の方が中心。
地方(演奏)の芸者衆は比較的若くて
達者な方が多かった。
本当に、耳に心地よい声でした。
幕間に売店へ行こうとしたら、
松本幸四郎さんがなさる
日生劇場の『カエサル』が目に付く。
魅力的な演目。
チケット取らなくちゃ。