バレエの発表会へ行ってきました。
クラシックバレエは音楽がなにより、
・・・耳に心地良い。
オーケストラの奏でる調和は、
たとえ録音であっても
至福の時間だ。
まして
知っている方が出演するので、
身近に感じられる。
その方を目で追いながら、
舞台全体に目を向けたり。
<レ・シルフィード>はショパンの曲。
どこかで聞いたことがあるなぁ。
そうか、太田胃散のCMか・・・
衣装が素敵。
森の妖精たちの装い。
花冠・白いロマンティックチュチュ・羽。
詩人が出てくるからか、
とても詩的な雰囲気。
おもわず、
少女趣味的な部分が目を覚ます・・・
だって、
舞台に白い妖精たちが舞い踊るのよ。
バレエ漫画に狂乱した遠い昔。
そう、山岸涼子さんの「アラベスク」
そして、
有吉京子さんの「SWAN」
その中には、
「レ・シルフィード」を踊る舞踊手に要求されるのは
けして”技術”ではなく
ただひたすら静かで夢見るような
ショパンの世界への没入です。
そのため”心”のない舞踊手には
「レ・シルフィード」を踊る資格はない・・・