今までの私は、今から考えたらとても小さな悩みの中、何の不自由もなく過ごしていました。
いつも、親や兄弟に守られ、なんの不安もなく生きていたのです。
でも、今回、全てのものを失くして、生きて行く事がこんなに不安で心細い事なんだと知りました。
そして街を歩いて笑っている人達の全てが羨ましく、その度に落ち込んでしまうという経験をしました。
生まれて初めての経験です。
ほんの数ヶ月前まで、人生を楽しみ、夢いっぱいだった自分。
そんな時、つい最近まで一緒にいた仲間にばったり駅で逢いました。
彼は、とても華やいだ笑顔で、この前アンソニーのセミナーを受けに海外に行った事。
やっぱり、世界は素晴らしい事を、また近々行く事を話してくれました。
私は、その時にその人のエネルギーに負けてしまい、その場にいるのが辛くて早々と別れたのです。
その時、気づきました。
今まで、いつも元気でいる事で、もしかしたら誰かを傷つけていたのかもしれない。
目の前の人の状況を解らずに、自分の幸せな状況を楽しく話していたのかもしれない。
その人がお金に困っている時に、自分はこんなの買ってね、って話していたかもしれない。
その時 「中庸」という言葉がよぎりました。
常に中庸の態度でいて、目の前の人が良い状況なら一緒にエネルギーあげてお話し、
目の前の人が元気無い様子なら、その人のエネルギーに合わせて、包んであげられる
そんな人になろうと思ったのです。
いろんな感情を味わい尽くす事により、沢山の気づきがあります。
こんな事がなければ、一生気づかなかったなと思います。
どん底を見たら上がるしかなく、上がった時は今までとは違う自分に出逢えるんだと思います。