何でこの事を書こうと思ったかは、正直分からない。
ただ、知り合いが深い話のURLをオススメしててそれで触発されたのかもしれない。
この話は恋愛だとかそんな人間関係では無いけど聞いてもらいたい。
少しでも命に対しての考えや昔離れ離れになった人とかを思い出してもらいたい。
そう思って、この事を書こうと思う。

中学2年生の時の話だ、丁度夏から秋に変わろうとしてるくらいの季節だった。
俺と友人のタケは二人で学校帰りに遊ぼうとタケの家に行ってる下校途中だった。
上り坂の途中に小さい駐車場があるのだが、その駐車場からか弱い声が聞こえた。
その声に反応して見てみると、子猫が1匹車のタイヤの近くでヨタヨタしていた。

おぼつかない足取りを見てるとほっとけなくなって、呼びかけてみた。
すると、またか弱い声を発しながらこっちに近づいてきた。
その姿に魅了されたのかな、凄く可愛く思えてきて、つい手を差し伸べたんだ。
その手を拒むことも無く顔をすり寄せてくる仕草は何とも言えない可愛さだった。

これからどうするかタケと少し話し合って、
とりあえず飲み物でもと思ってコンビニで水を買ったんだ。
水をペットボトルの蓋に汲んで飲ませようとしたけど、飲まなかったんだ。
だから、手に汲んで飲ませたら以外にも舌を出して飲んでくれた。
その姿をして、二人してほっとしたような感じになった。

それから、二人で暫くの間世話をしていた。そして時刻は夕方くらいになった。
タケは「流石に家に帰らなきゃ」と言って帰って行った。
取り残された俺は猫を自転車のかごに乗せて家まで行く事にした。
その時初めて気が付いたんだが、右目に目脂のような物があった。

最近調べて分かった事だが【結膜炎】と言う病気らしい。
いつ飼い主に捨てられたか分からないけど、
それからずっと無視され続けてストレスが溜まったんだろう。
その目脂を見てたら尚更無視出来なくなってきたんだ。

いざかごの中に入れようとするとその隙間から手足が出たりして動きにくそうだった。
そこで、学校用のリュックに入れて顔を出せるようにしてかごに乗せた。
リュックから顔を出してこっちを見てはか弱い声を出して鳴く姿はやっぱり可愛かった。
そして、そのまま自転車を走らせ自宅へ行く事にした。

家に着き、子猫を入れたリュックを担ぎ家に入ろうとした。
その時、タイミング悪く母親が家を出てきた。
「ヒロ、何してんの!?」と驚いたような声で質問された。
それもそのはず、自宅は魚屋だ。猫を飼えるはずも無かったんだ。

無理に家に入るとそれこそ親父にバレて家を追い出され、子猫は捨てられてしまう。
何か方法は無いかずっと家の前で考えてた、
でも中学生の俺には解決策なんて見つかるはずも無かった。
タイムリミットは刻々と近づいてくる、母親は何か言ってたけど耳に入ってこなかった。

結局何も思いつかなくて手放す結果になってしまった。
外からは次第に雨が降り始め、音も強くなってきた。
家の近くには小さ目の野原がある、小学生くらいの子が数人でサッカー出来るくらいの大きさだ。
その野原の奥に手放すことにした。

傘を差して子猫を担ぎ、野原の奥へ奥へと歩く。その足取りは凄く重かった。
そして、手放す場所まで着いた時涙が溢れだしてきた。
「嫌だ、手放したくない。」小学生以下の駄々っ子のような気持ちだった。
子猫を野原にそっと置いて、雨で濡れない様に傘を地面に置いた。

泣きじゃくりながら子猫に話しかけた、内容は覚えて無いけど「離れたくない」とかだったと思う。
このままじゃダメだと思って、家に帰ろうと歩き出した時だった。
子猫が力強く鳴いたんだ、その声で振り返った。
子猫がこっちに向かって歩いてた、ヨタヨタとふらつきながら。

その姿を見て耐えきれなくなった、思いっきり走って家に帰った。
まるで恋愛下手で、相手に告白されて恥ずかしくなって逃げたかのような感じだった。
とにかくこんな現実から逃げたかった、手放す事がこんなにも辛いなんて思ってもみなかった。
こんな人間が拾ってごめん、何もしてあげられなくてごめんって気持ちでいっぱいだった。

家についてもずっと泣いてた、ただただ涙が止まらなくて罪悪感しか残らなかった。
こっそり飼うつもりだった、ご飯とかを適当に持って行って食べさせるつもりだった。
でも現実は思い通りにはいかなかった、非情だった。
布団の中でも泣いてた、そして泣き疲れてそのまま眠りについた。

それから1カ月くらい、食欲も沸かなくてしまいには嘔吐までしてしまった。
子猫を手放した罪悪感からだと思う、ずっと引きずっていた。
そして月日は経って、子猫の事も忘れて社会人になった。
会社が自宅から遠い事もあって、社宅で一人暮らししていた。

実家には1か月に1度帰っていた、そんな生活が1年続いた時だった。
自宅に帰った時、ふと近くにマンションが建っている事を発見した。
いつ出来たのか親に聞いたらつい最近出来たみたいだ。
マンションの立っている場所が、子猫を手放した野原だったのでその時になって子猫の事を思い出した。

あの時は若かったな、とか思ってマンションを覗いてみることにした。
すると驚いた、偶然だったのかもしれないけど凄い驚いた。
建設されたマンションはペンションだったんだ。※ペンション・・・ペット可のマンションの事
なんでペンションが建ったかは建設主にも聞いてはいない。

でも、これは奇跡と言うよりはごく普通の事だったのかもしれない。
手放した子猫の思いなのか、それとも怨念なのか、どっちかは分からない。
どちらにしろ、ペンションが建った事は本当の事だ。
今ではそのペンションにも人の出入りが頻繁に見られている。

俺は今でも子猫の事を思い出したりしている、忘れる事は絶対に無理だと思う。
まだペットを飼える環境ではないけど、いつか飼おうと思う。
その時は最後まで責任を持って世話していくつもりだ、あの時の罪悪感を2度も経験したくない。
そして、これから猫や犬を飼おうと思っている人に言いたい。

命を飼う事、それは家族の命を持つと言う事。
軽い気持ちで「飼うのがめんどくさくなったから捨てる」とか絶対に思わないでほしい。
今でも無責任な飼い主のせいで捨てられた犬や猫が殺されていく。
現実は非情だ、だからこそ気持ちだけはしっかりしてほしい。

一度手放してしまった俺が言うのも説得力が無いかもしれない
「お前みたいな奴が一番の無責任野郎だろ」と言われても反論は出来ない。
ただ、俺はあの一件で命の重さを知った、これは誰が何を言おうと言い切る。
だから、二度も同じ過ちは犯さない、そう決めた。

犬猫の話で熱くなるなよとか思ってる人、人間と犬猫は同じ。
人間だからだとか犬猫だからとか、そんな話は言い訳にしかならない。
命はみんな一緒、生きてる、そこに意味がある。
だから、この話を見て少しでも見方を変えてほしい。

そう強く思って、書きました。
そして、これからも命については大事にして下さい。
人間にしてもその他の動物にしても、大事にして下さい。
これまでのご視聴ありがとうございました。
いや、ブログなんて3日坊主になっちゃうんだけどね!

誰も見ないと思って思う存分書きます。

人間って難しいね

思ってる事が思うように伝えれない、伝わらない

伝えたくても別の意思がそれを拒むこの心理、訳わからんw

ま、いいんだけどね!

まだだと自分でも思ってるし、この先きっとって思ったり、無いかも知れないと思ったり・・・

不安になったり有頂天になったり

これだから人生は分からないね!

まぁやる事だけはやりたいね、悔いは残したくない

さぁ、明日も頑張ろうか