夜10時
バスと電車を乗り継いで、彼が待つ駅に到着した
私は間違えて彼が待つ北口では無く南口に出てしまった
携帯で話しながらナビして貰い、彼の元へ歩き出した
改札口の前辺りで、彼は私に気づいたみたいだけれど、初対面の私は彼が手を振ってくれる迄気づかなかった
不安感から緊張感に変わった
互いに緊張してまともに顔を見る事が出来なかった
駅の駐車場に案内されて、彼の車に乗り込んだ
見知ら街を走り抜け彼の部屋がある宿舎に向かった
途中コンビニに立ち寄り、夜食とお酒とつまみを買った
飲みながら話すつもりだったから…
彼の部屋に通されて見た室内に愕然とした…

冷蔵庫とTVと布団…
それしか無かった
TVは私の為に、わざわざ別の部屋から持ち込んだらしい
テーブルも灰皿も何もない、寒々しい部屋で暮らしてる彼の生活を想像して、胸が痛んだ
安らげる部屋とは到底思えないほど殺風景な部屋だった…

彼とは某ブログで知り合った
当時、私は遠距離の恋人が居たけれど、恋人の家庭の事情や遠距離ゆえに逢えない辛さで心が折れそうだった
逢いに行くのは私ばかりで恋人が来てくれる事は無かった
高速バスで6時間かけて逢いに行っても2人きりで過ごせるのは僅か5時間ほど…
何処に行くでも無く、ホテルの中だけが逢瀬の場所だった…
恋人はバツイチで子どもが1人居た
だから朝になると子どもを迎えに自宅に戻り、私と合流して子連れデートがいつものパターンだった
デート…といっても実際は恋人親子の趣味に付き合っていただけだった

恋人はとても気が短く、些細な事でも直ぐにキレる人だったから意見が合わないと怒り出し、別れ話まで持ち出す事もしょっちゅうだった
何度も何度も宥めては繋ぎ止めて居た

けれど…次第に私自身も疲れて行った…

少しずつ連絡が途絶えていった

もう諦めようと思い、ブログにのめり込んで行った
寂しさや、切なさを吐き出していた

リアルでブロ友と話したりMAILのやり取りをしていた

その中に彼が居た
互いに悩みを抱えていたから励まし合っていた
よき仲間だった

彼がどうしようも無いくらい落ち込んでしまい、私は意を決して逢うことにした
文字や電話だけでは限界だと思えたから…
梅雨入り前の暑い日
高速バスに乗り彼の住む町へ向かった

これが全ての始まりだった…
今日から…スタート(^o^)
誰にも内緒のブログ…
自由に書ける幸せを満喫しなきゃ!

過去恋、本音、愚痴…吐き出しちゃお(*^^*)♪