少しスパンが開いてしまいましたが

「高校教師」再開したいと思います




前回からの続きです

???な方はこちらをどうぞこっち来る??







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私は どちらかと言えば

自分の気持ちを 口にすることが得意ではない






そんな私の 一言に

一瞬躊躇した高校教師は 驚いた顔で

けれど ベッド上へ移動して そのまま私の隣に入ってきた






「あ!! 上着……」




そう言いながら 上半身を起こして上着を脱ぎ 

先程まで座っていたパイプ椅子の背もたれに

放り投げて 器用に掛けた




私は少し可笑しくなって 笑った

几帳面な性格である先生ならば

本来は放り投げること等しない




私だけじゃなく

先生も 緊張しているのが 眼に見えて解った









「……狭いな 足当たらないか??」





「狭いよ シングルサイズだしね

 でも 大丈夫 足は当たらないよ

 だって ぜんぜん隙間空いてるもの」









いつものマンションの時とは大違いで

先生は 急に余所余所しくなり

癖の様になっている腕枕を してくれる訳でもなく

ましてや 私の肌に触れようともしなかった









「……なんか いつもと違う??」





「確かに違うね 今 少し後悔しているし」





「後悔???」





「う~ん そりゃね 当分逢ってなかった訳だし」








先生が何を言っているのかは 解っていた

それくらいのことも解らない程 馬鹿じゃなかったし








「………後悔なんて しなくてもいいのに」





「やっぱり 出るよ」





「え? 出ないで」





「キミは怪我人 

 僕だって いくら理性があると言っても

 キミの前では ただの男だからね」








    そんなこと 解っている






「解ってる でも 私の前だけ ただの男でいて」








先生は ようやく私に腕枕をしてくれた


そのまま暫く……


その後 大きな溜息を一つ吐き


そして 一言





「………我慢できないかも」






その言葉に 

私は 無言でコクリと頷いた 















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