せつこ&はるかっこ の仲良し珍道中 -17ページ目

せつこ&はるかっこ の仲良し珍道中

世界遺産が大好きなせつこ母さんと元エアラインスタッフのはるかっこの母娘が繰り広げる珍道中をご紹介します。

  4月6日(日)
メインイベントはアウシュヴィッツ収容所の見学
ちょっと早い時間に行かねばならないので、朝食は昨日スーパーで買ったサラダ、パン、ヨーグルト、コーヒーでささっと済ませます。寂しいけど素敵なホテルともお別れです。荷物はフロントでお預かり頂きました

さて、遠足グッズだけもった親子はバス乗り場に向かいます 7時半出発のバスに乗るのです
アウシュヴィッへは個人でバスに乗っていけば簡単
ツアーで行くべき(個人で行くには治安とかいろいろ難しい)とか、ワルシャワ中央駅行の切符は窓口の人がポーランド語しか話せないから大変とか、本やインターネットで調べるとマイナスのイメージだらけで最後まで悩みましたが、個人で全く問題なーいです。バス、列車のインフォメーションカウンターには、時刻表も電子掲示版もあり、表示も英語ですし、チケット売り場の方も英語で通じます。

≪案ずるより産むがやすし≫という言葉はまさにこういうこと
まずは駅の裏側?にあるバスの切符売場に向かいます。ちょっとわかりづらいけれど、電車の駅とは異なる建物があります。
 
自動ドアをくぐるとバスの発着電光掲示板があるので、チケットを買います。
チケット・・・・というか、レシート?笑
運賃は一人14スヴォッティ×2(片道)です。
 
それをもって、バス停に向かいましょう。地図をくれるのでそれを見ながら進みます。
 

これも工事中の場所をぬってあるくのでわかりづらいです・・・。 
まずバスセンターを出て進路に添って横断歩道を渡ります。
 
バス停はこんな感じの高架下にあります。
  
 私たちはG1のバス停でした。

  
利用したバスは8時28分発で10時05分到着です
バスの中はツーリストしかおらず、クラクフ駅からミュージアムまで直通ですので安心。

うとうとし始めたころに到着です
 

大きく息を吸い込んで、吐いて~

そう、ここは私(母)が死ぬまでにどうしても見ておきたかった負の世界遺産 なのです。
でも、来るまでにはそれなりの覚悟が必要でした。見て後悔はないか、暗くて陰鬱な気持ちになったまま楽しく旅を続けられないのではないかと。
 
ついにやってきました。
ここで残念なお知らせ・・
アウシュヴィッツミュージアムは朝10時までにゲート通過できれば個人で無料見学が可能です
10時以降は個人見学での通過がゆるされず、料金の発生するガイドツアーのみ!
お時間がある方はガイドツアーをお勧めしますが、ご自身のペースで見学したい方は10時前に入場しましょう。

私達が乗ったバスは日曜日一番早くて8時28分発あと5分いや10分早く着いていたら・・・でも、この日は乗ったバスが始発だったような。。。悔しい~
とにかくスケジュールがびっしりの私たちなので、どうしても今すぐに入場できるようにまずは交渉しました。
でも、ダメの一点張り。仕方なく、一番早い時間にスタートするスペイン語のツアーに申し込み(一人40スヴォッティ払います)、ツアーには参加せずに個人で見学できるように交渉

これは例外的に許されました
どうしても見たいけれど、時間が限られているということを熱弁したのでした。笑
ということで、なんとかツアーを逃れて入場  
  
 まずは入口です。フェンスが遠くまでつながっています。

 
 混雑しているので、立ち止まらずにさっさっと見学します。 
ユダヤ人の学生さんたちもいらしてました。祖先を敬う姿、とても立派です。
 
 
 確かにおぞましかった。。。残酷でしかない。
 
私(母)が想像していた【アウシュヴィッツ博物館】はお化け が出るくらい静で寒気がして食事も喉を通らない大きな溜息と涙あふれると覚悟してきたよ・・・確かにむごい恐ろしい、反ユダヤ主義を掲げるアドルフ・ヒトラーのナチスドイツによる大量虐殺だからね、狂ってる。
どんな思いでここにいたんだろう。一日12時間以上の過酷労働6000ボルトの電流が流れる有刺鉄線、絞首台、ガス室、遺体を処分する焼却場、なんでこんな事が・・・一人ひしひし感じたかったけど・・・とにかく混んでたので立ち止まらずにただ静かに順路を進みました。
欲を言えば、もう一度静かに考えたかったかな

アウシュヴィッツを見終えて、ここから無料バスでもう一つの負の遺産【ビルケナウ】へ
15分に一本くらいの割合で循環バスが通っているようです。
 
数分バスに乗ると、広ーい野原に到着しました。その野原にまずはレンガ造りの門があります。
 
こころくぐると・・・そこには  
 
 

ここは想像していた通り  門を入るとまーっすぐ延びた線路がずーと続いていて広ーい荒野に寒々と小屋が建っている。
  
 部屋の中にある木のベットは朽ち,床の土とコンクリート隙間壁、逃亡不能なこの場所で150万人の人が命を落としたかと思うと胸が苦しくなりました。
 

二度とこのような事が起きてはならない!しかし犠牲になった人たちの事を思うと、人類の狂気が招いた悲劇を私達は絶対忘れてはいけないと思いましたううっ...

  
 ひたすら広い敷地の中にいくつものバラックが立ち並びます。
ガス室や作業場などは朽ち果てていましたが、記念碑への献花は後を絶ちません。

  

14時10分のクラクフ行のバスを待つ間、ベンチで簡単にパン、リンゴを腹にパン

同じように各国からユダヤの学生さんたちが、たくさん来ていて、広場でランチをしていました


16時10分クラクフ到着。
急ぎ足で回ったのでくたびれましたが、自分の目で見る事が出来て本当によかったです。