コボが我が家にやってきたのは、
去年(2013年)の5月のことでした。
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飼い主のワタクシが、
体を壊し、
2週間以上も会社を休むほどの事態に。
しかも、
お医者さんいわく、
ストレス性だとのこと。
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そんな時、
『ワンちゃん飼ってみたら?』
とアドバイスしてくれた方がいて。
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もともと、ずっと前から、
ワンちゃんは飼いたいと思っていたけれど、
「憧れ」みたいな感覚で、
仕事が忙しいから現実的には無理だな、
と諦めていました。
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さらに、
自分の性格的な部分も、
ペットを飼うということに向いていない、
と思っていました。
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仕事があることもさることながら、
自分はかなりの自由人だと自負していたからです。
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犬を飼うということは、
毎日、散歩に連れていってあげたり、
もちろんお食事をあげたり、
ちっちやうんちゃんの世話にあるし、
病気になったりすることもあるかもしれないし、
自由人の私には、
とても無理、
と思っていました。
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でも、
そんな中で、体を壊したこともあり、
アドバイスもあって…
たくさんのワンちゃんがいる場で、
コボと出会いました。
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コボと初めて目が合った瞬間、
「コボ」っていう名前が真っ先に頭に浮かびました。
「こぼうじゅ」「こ坊主」という意味から。
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2013年の3月に生まれたばかり。
ちいちゃくて、ちいちゃくて。
情けな~い視線を私に向けてきました。
またヨチヨチ、
いやヨタヨタするような動きで。
丸まっていると、
まるで黒い毛虫みたいでした。
抱っこさせてもらうと、
片手で簡単に持てちゃう小ささ。
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でも、悩みました。
一度、冷静になろうと喫茶店へ。
自由人の私に本当に飼えるのか。
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心を決めて、結局、その日のうちに、
我が家に連れて帰りました。
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その晩、我が家にやってきたコボは、
赤ちゃん用の小さなケージの隅っこで、
情けない表情を浮かべていました。
とても不安そうに。
そして、
かけがえないない家族・コボとの生活が始まりました。
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自分としては、初めての犬との生活。
子供のころ、
ドーベルマンが家にいた時代はありましたが、
遊んだ記憶はあっても、
どんな風に世話をしていたか、
全く記憶がないので、
全てが初体験。
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ドッグフードをお湯でふやかして、
粉ミルクをふりかけて、
低血糖にならないように、
チューブで栄養補給して。
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でも、ふやかし方はこれでいいのか、
食事の量はこれでいいのか、
全てが不安でした。
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不吉な夢まで見る有様でした。
飼い主の私が、悩みすぎて、
逆にストレスを感じてしまっていました。
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でも、コボを連れて帰る際に、
言われた言葉があります。
『ケージやら何やらで、
初期投資はお金かかりますが、
こんな金額以上の、
お金に代えられない幸せを与えてくれますよ』
いま、その言葉を、
噛み締める日々を過ごしています。
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ほんと親孝行な息子で、
大きな病気をすることもなく、
成長してくれています。
人間のストレスを解消するために、
犬を飼う、
という発想は、
人間のエゴであり、本来あってはならない行為だと、
思います。
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でも今は、
心からコボの健康を案じ、
コボと一日でも一時間でも長く、
共に人生を歩んでいきたいと思っています。
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コボは私の宝物です!
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