10月10日
今日は
32回目の
結婚記念日です
一人で迎えるようになって
これで9回目
10年前の今日は
病院で迎えました
ほぼ毎年
この話は書いてるような
気がするけど
最後に一緒に過ごした今日は
悲しい一日だったな…
主人はもう
痛み止めのモルヒネで
一日のほとんどを
眠っていた
あの日は
私は
「最後の結婚記念日になる」と
もうわかっていた
どうやって過ごそうかと
考えに考えた
もう固形物は
何も食べられなかったので
ケーキでお祝いなんてことも
できない
考えて考えて
22年前のその日の
結婚式の写真を
一緒に見ながら過ごそうと思い
すごく重かったけれど
分厚いアルバムを
何冊も持って
面会に行きました
けれど
ほんの少し
一緒に見たけれど
主人はやっぱり
睡魔に襲われた
「すまんな…」と言って
眠ってしまいました
起きていれば
痛みに耐えないとならない
眠らせてあげるのが
あの頃の彼にとって
一番の安らぎだったのは
わかっていても
辛くて寂しくて
涙が出た
その15日後に
彼は息を引き取りました
最後の結婚記念日
一緒には過ごせたけど
悲しい記憶に
なってしまいました
昔の今日は
「体育の日」だった
統計的に
一番晴れる日として
知られていた
今日も
晴れてるよ
昨日までは
秋を通りすぎて
まるで初冬のように
寒かったけどね
9回目の
あなたのいない結婚記念日は
今から
長女と
ちっちゃな天使と
お出かけします
幸せだけど
でもやっぱり
このちっちゃな天使を
あなたと
取りっこしたかったな
そんな毎日がくることを
疑っていなかったのに
それは
叶わない夢に
なってしまいました
それでも
32年前の私達の今日が
あの可愛い天使に
繋がっているんだよね
あの子のおかげで
また家族が
ひとつになったよ
次女も姫も
隣りにいる天使目当てに
鬱陶しいぐらい帰ってきて
泊まっていくので
私は
花の一人暮らしを
邪魔されまくってるよ
そして
まさにみんなで
ちっちゃな天使を
取りっこしています
けれど
その輪の中に
あなたがいないのは
やっぱり
ルール違反だよ
恨みごとは
あっちで会えたら
いっぱい言うから
覚悟しておいて
32年前の今日と同じ
気持ちのいい秋晴れ
主役は
一人欠けてるけど
楽しんでくるね