先日の事ですが、ある一人の人間を許した。実に20年かかった。
再会の機会を知っていたので、どんな顔をして自分の目を見るのか気にはしていられた。
もう時効になり、肩を叩きあったので書こうと思います。
その彼は、大学時代の後輩。残念ながら、辞めてはいけないチームを志半ばで去って行きました。
いわゆる体育会に所属する競技専門学生の退部でした。
携帯電話もない当時、いきなり消えた彼の安否の心配、今後の大学への後輩たちの進路への影響。
色々な想いでパニックになったのを思い出します。
頑張っていれば、そのスポーツではいわゆる日本代表も夢ではなかった逸材でした。
チームメイトが試合中、目の前で頚椎骨折をする事故に見舞われ、怖くなったとチームを去りました。
当時の私はその理由さえ許しがたかった。
20年の時を経て、互いの20年を引っ提げ、今回ある式典で再会の機会に恵まれました。
挨拶で、彼はその内容を話しました。
大恩師が「時効だ!」と笑いながら叫び、彼が謝った時、ずっとずっと自分の中にあった何かがす~っと抜けました。
本当の真意で「許した」瞬間でした。
昔、ある指導者の先生に言われました。
「信じ、待ち、許すこと」
なかなか難しい、人格者には自分はほど遠い(笑)
今回は良い経験でした。
そして思うに・・・ 人間関係で生かしてもらっている自分。逆は大丈夫か?と。
自分には許せない人って残念ながら存在します。それはそれ。
逆が無いような生き方をしていかなければとしみじみ感じています。
今回の事はとても良かった。
今年ももう半分以上の時間が過ぎました。
もたもたしてられませんね。恐ろしいスピードで時間が今も走ってゆきます。