2017-11-14 | Ayako Seto

 


こんにちは、セトです。

寒い、寒い、寒い山形より、元気に(?)更新します!

 

 

昨日は第2回目のピンクリボンメイト養成講習会でした。 

 

前回は、天童市民病院の木村青史院長の『知っておきたい乳がん最前線〜乳がんからスマイルを守るために〜』と言うテーマでした。

 

そして今回、第2回目は天童市民病院の外来看護師の赤塚さんの、『乳がん検診と自己検診法の実際』と言うテーマでお話しを聞き、学びました。

 

今回も学び多き時間でした。

赤塚さんの最後に仰った言葉。

“今は情報も調べようと思えばすぐに調べられる。

民間療法も沢山ある。家族の思いとか色々あると思うから、きちんと知り判断をする”

(正確じゃないです(^^;若干私の言葉、入ってます。笑)

と言う言葉。

 

本当にそうです。乳がんについては特に、芸能界でもその話題がよく出ることから、

様々な情報が錯綜しています。

 

 

私がこのピンクリボンメイトの養成講習会を受けようと決めた時に、

ピンクリボン運動についてや、様々な治療法、手術について、

知らずに批判したり、恐れたり、つっぱねるのではなく、まずは<知ろう>と思いました。

 

 

 

今回は、私自身がこのピンクリボンメイトになろうと決めた経緯や、受けてみての今後の想いなんかを書きたいと思います。

 

 

【私が乳がんを知りたかったきっかけ】

今年30歳になった私。自身のことは勿論気になり、心配です。

身の回りの友人、知人にも乳がんになった方がおり、本当に、無関係な病気ではないと漠然と感じていました。

 

しかし、

まずは今回受講を決めた本当の本当のきっかけから。

 

 

仕事柄、65歳以上の方々と関わることが多い私は、<乳がん>の既往歴を拝見すること、伺うことが多々ありました。

 

多々あったのですが、自身が同じ女性でありながら、その度に、乳がんについて<知ってそうで知らない自分>を感じて来ました。

 

知らないから、何を話せば良いのかわからない。

 

お話しするのは、教室が始まる前の数分だったりするので、聞くだけでも、相槌を打っているだけでも充分な時間ではあります。

しかし、本当にそれで良いのだろうか?と、ずっと感じていました。

 

もしかすると、お話ししてくださる方は、的確な言葉掛け!なんて求めてらっしゃらないかもしれません。

 

しかし、経験は無くとも、その最低限の知識も知らずに話を聞き、相槌を打ち。

それで本当に良いのか?と。

もやもやとしたものがありました。

 

病気の話はナイーブなものも多く、多くを語らずとも的確に理解をしたり、

少ない言葉で言葉掛けをしたいものです。

その為には知識が必要だと常に思っていました。

 

これは乳がんに限らずどんな病気でも、と思います。

 

先ずは、女性なら知っておきたい病気と知識。

広げ過ぎず、身近で知っておきたいと自身が思うところから。

 

そんなところがきっかけで、今回受講を決めました。

 

 

今回、山形に引っ越して来て、フリーペーパーの<さふら>のスリースマイル運動 ピンクリボンメイトの特集記事を読んだ時に、すぐにスケジュール帳を確認しました。

「申し込みの電話、いつしようかなぁ。」そう思っていたら、自身もボランティアで参加することにしていた、

やまがた健康フェア2017でお会いできることがわかり、俄然やる気に。

 

やまがた健康フェア2017の時に、ピンクリボンスリースマイル運動のブースで頂いたシール。



 

今友人にお願いをして名刺を作り直しているのですが、その名刺にこちらのシールを貼りたいと思っています。

…そう言えば昨日、こちらのシールがもっと無いか、お聞きすればよかったです。

しまった。

 

 

 

と、話は脱線しましたが、今回の受講で更に自身の中で生まれた目標がありました。

 

 

【体験談を聞いて】

自身のことは勿論ですが、

今回は仕事の面に絞って想いを書いていきたいと思います。

 

 

2回目の講習会では患者会体験発表と言うことで、ふれあい会の小野さんのお話しを伺うことが出来ました。

 

詳しい内容は、どこまで書いて良いかわからないので控えたいと思うのですが、

この体験談で、<理解できているようで理解できていないこと>を感じたのでした。

 

 

術後の身体のバランスの崩れ、リンパの話。

知っているようで全く意識できていなかったところです。

 

今回、自身で理解できてなかったと思ったバランスと言うのは、

ホルモンバランスなど体内的なものではなく(上手い言葉が見つかりません…ふわっと理解して頂ければ…(^^;。勿論それもありますが)、バランス能力のこと。

運動機能としてのバランス。

 

術後左右のバランスが崩れると言うこと、少し考えればわかるのに、何故か意識できていなかった私。

 

年代的にも、これまで多く出会って来た年齢層の方々は、

乳がんの手術をされているとすると、術後に左右のバランスが崩れている方が多い。

 

これまで沢山の体力測定も行ってきましたが、バランス能力や左右差を考える際に、

果たしてそこを意識して言葉掛けが出来ていたか?

出来ていませんでした。

 

行政主体の運動教室でも、既往は自己申告でした。

申告されていたとしても、その内容は個人情報もありますので、直接的にご本人から話を詳しく聞くのは、一緒にお仕事をする看護師・保健師さんだったりします。

その中から、運動指導をする際に必要な重要情報はインストラクターの私の元に入ってきますが、全てを聞けるわけではありません。

そんな、もしかしたら黙っているかもしれない、伝わっていないかもしれない中です。 

 

この体験談を聞いているかどうかで、私自身の参加者様と関わる上での「もしかして」が、増えます。

 

「もしかして」の選択肢が増えることで、

普段のご参加の様子を観察する時や、運動内容を検討する際に、

大きな違いが出て来ます。

 

 

そして、リンパの話。

以前、友人からの体験談で、乳がん手術の際のリンパ切除の話は聞いていました。

しかし。やはりこれも意識しきれていなかったと思います。

 

私の教室では、最後にリラクゼーションを入れることが多々あります。

マットに寝て、ゆったりとした音楽で、顔や、首、肩周りを中心にセルフマッサージを行うことも。

 

そんな時。

それまでノリノリで動かれていたのに、

急に遠慮がちになった方に対し、私は何と声を掛けていただろう?

乳がんやその他、手術のことで遠慮がちになったとは限りません。

しかし、可能性はゼロではありません。

 

可能性の選択肢が増えたことで、声掛けやアイコンタクト、対応の仕方が変わります。

 

 

 

【今後深めていきたい 術後のケア】 

 

そんな体験談から、私自身今後、乳がんに関して私独自で深めていきたいことが見つかりました。

 

それは、乳がんの術後についてもっと知ること。

 

勿論、術後のリハビリはあるかと思います。(これも想像でなく調べなければいけませんが。)

 

しかし、他の怪我で手術をされた方々と同じように、リハビリには一応きちんとした終わりがあります。

その後、ご自身だけで動かれたり、様々な運動施設、教室で運動をされるようになった際の、

バランストレーニングのしかたや、様々なトレーニングの組み立て方、

どこまで通常と同じように指導し、どこから違うように指導するかの区別など、具体的に考えていきたいです。

 

 

 

 

その為に何をどう学んでいくかなど具体的なことは、また今後活動をしていく中で考え、学んでいきたいと思います。

 

先ずは、感想がフレッシュなうちに、思ったことを。


 

昨日の、天童市健康センターからの夕日です。

癒されますね〜良い天気でした。

 

 

【自分自身にも】

自分自身の乳がんについて考えることは、勿論です。

第1回目、第2回目通して、全体的にそのことは常に問い掛けられていたと思います。

先ずは月に1回の自己検診。

そして、昨日のお風呂の時には、赤塚さんからのお話しがあったように、しっかりと、普段の状態の確認!しました。

理解し、自分の言葉で伝える。

 

 

知識は勿論のこと、それだけでなく沢山の学びのあった養成講習会でした。

 

有難いことに、最後の修了証の授与、代表で受け取らせて頂きました。

私で良かったのかと今日になってもまだ思ってますが…

これからがスタート!

 

天童市ピンクリボンメイトの活動を通して、今後も学び進化していきたいと強く感じました。

 



帰りにイオンに寄ってお団子買って帰りました☆(写りがめちゃくちゃ悪い😂😂😂)