| Ayako Seto



 山形市のやまがたカルチャー&健康スポーツセンター様にて、ご参加の方を募っておりました、

小学生向けのクラス、インドアかけっこ教室ですが、

定員に満たなかったため、今期4月からの開講は見合わせとなってしまいました。

 

少人数でも開催できればと思ったのですが、今回はやむなくでした。

非常に残念です。

「参加します!」と元気に宣言してくれて、

またね〜!と話したのに。残念で、そして、申し訳ないです。

お申し込みいただいた皆様、定員に満たすことができず、すみませんでした。

 

 

私自身、このクラスに込めた思いを上手に表現出来ていなかったなと感じましたので、

今日はこのクラスを何故、開講したかったかを綴らせていただきます。

 

 

私自身は、小学1年生から水泳を習っていました。

スイミングスクールには中学3年生まで9年間通わせて頂きました。

その間、中学生になってからは、クラブチームに所属し陸上競技の短距離をすることとなりました。

きっかけは、小学6年生の頃に学校からの代表で出場した、

佐賀市の陸上競技大会でした。

 

その大会の100mで1位になったことで、中学では陸上をするかな?と言う思いが。

幼い頃から私はダンスが好きだったので、ダンスもしたいと思っていたのですが、

特にトレーニングもしていない中で(水泳はしていましたが)市で1位になったというのは、

大きなきっかけになりました。

 

中学には陸上競技部がなかったので、母が市のクラブチームを探してくれて、

見学に行き、お世話になることになりました。

 

 

クラブチームの監督、コーチ、そして二人三脚で歩んでくれた母、

チームの仲間に保護者の皆様、九州大会で引率で来てくれた中学校の先生、

多くの感謝する出来事はありましたが、それはまた別の機会に。

 

 

それで、結果としてジュニアオリンピックや国体、インターハイに出場をさせていただき、

ジュニアオリンピックと国体では準決勝まで進むことができました。

大学4年生まで陸上競技を続け、私自身記録としては満足いく結果を現役中に残すことはできませんでした。

日本一を目指していたので、まだまだやりきっていないような気持ちもしこりとして残っています。

 

しかしこれは、後悔とはまた違います。

怪我も多い中で、いろんなことがあった中で、学べたことや、

記録はそこまで速くなくても<本番に強い><大きな試合ほど力を発揮できる>というところは、

私の個性というか、私独自の、誰かに伝えられるマインドだと今思っています。

 

 

スポーツにとって精神力というのはとても大事な部分だと思っていて、

この精神力や気持ちの盛り上げ方というのは、

その後、中高生の部活動の指導や、

現在の運動指導の仕事をしている中でも、非常に、

<アツイ雰囲気のクラスづくり>に通じてきた部分だと思っています。

 

そこに加え。

私自身が現役中にできていなかった部分について、

今の仕事を通じて気づくことができました。

からだづくりという部分です。

 

「何かが少しだけ噛み合わない気がする」

私自身が現役中ずっと悩んでいたことです。

特に、高校時代です。

400mで目標の記録まで、何かが少しハマればぐっと記録が縮まる感覚があるのに、

その何かがわからない。

万全でない感じでもスピードは少しずつ出せるようになる。

だけど、どこかに引っかかりがあるまま、そして無理が重なり怪我をする。

 

その時に、できていなかったこと。

それに気づけたのは、インストラクターとして、

体の連動する動きや、

細かいけれど大きな動きに繋がる部分や、

大きくて簡単に見える動きだけど細かい動作に繋がる部分について、

指導をしていく中ででした。

 

 

これは、自身の現役中や、今現在できていないチームを責めているのではなく、

できていなくて仕方ないと思うからこそ、

自身が指導者として取り組んでいきたいと言う事です。

 

スポーツというのは、とにかくやる事、気をつける事が多いです。

世界レベルになると各項目に専門家が付いてくれますが、

それまでは全て自分でしなければいけません。

基本的なトレーニングでしなければいけない事もたくさん。

 

 

 

そんな中で、<からだづくり >専門として何かしたいと思ったのが、

ながーーーーーーくなりましたが、今回企画したきっかけでした。

 

 

スポーツに限らず、こどもの体力アップについて、

基礎的なところに、この私の考える<からだづくり>の要素を盛り込みたいと思いました。

 

そして今回企画したのが、

<インドアかけっこ教室>という、チャレンジでもあった、プログラムです。

 

 

かけっこ教室だけどインドア!

というのは、

「走らなくても、体の使い方を変えれば今より足を速くすることはできるんだよ」

というメッセージだったのですが、わかりにくかったですね。

わかりにくかったし、大事な部分をPRできていなかったのかもしれません。

 

 

3月20日に体験教室を開催しましたので、

その時の内容についても解説を少しだけしたいと思います。

 

①まず、軽く準備体操をした後に、シナプソロジーで運動前の脳活性化はもちろんの事、

集中力・瞬発力アップの動作とリラックスした雰囲気作りを行いました。

 

②次に、棒を使ったコーディネーショントレーニングを行いました。

距離感や、状況を自分で判断して体を動かす能力、どうしたら上手くできるかを考える能力のトレーニングを実施しました。

 

③基礎トレーニングとして足の運びと腕振りの練習を行いました。

かけっこ教室なので、走るための基礎練習をここで入れました。ドリルと言われる動作と、

腕振りについてです。

特に腕振りは、肩甲骨周りの連動性も兼ねて実施。

 

④コアトレーニングとリラクゼーションを兼ねた運動を最後に。

体の使い方を、簡単な動作で引き出せるよう実施。

 

その他細かくいろいろあったのですが、このような内容でした。

足指のトレーニングと、いくつかのコアトレーニングは時間の関係で行いませんでした。

 

 

今回体験教室を実施してみて、やはり必要性としてすごく感じましたので、

今回実施が出来なくなってしまったことが、本当に残念です。

 

 

どこかで開催をしたい。

でも、どこで?

 

 

幼稚園や、小学校、部活動や、個別指導。

 

個人だからこそ、形態は問わず開催ができます。

ご興味を持っていただけた方は、

是非お問い合わせ ▷お問い合わせ よりお問い合わせください。

 

からだづくりで、<なんだかしっくりこない>を解消しませんか。