一緒にボランティアを行う先生のところにご支援に行ってきました。

そこで、少々ショックな話しを聞く事になりました。

もしかすると、この文章は感情的で

誰かに不快感を与える文章なのかもしれません。

しかし、私の「思い」は書かずにいられませんでした。

失礼があれば、お詫び致します。


私のように「私がいなければ!!」と思い

短期的なボランティア活動を行う方は

結構いらっしゃるようです。

それ自体は、日本という社会を考えた上では

とても素晴らしい事なのですが、

優しさに慣れた子供達が大人になった時に

現実の社会の厳しさに対応できない子供も

実際に出てきてしまう…という事実もあるようなのです。

自分の感情の赴くまま、

人に優しくする行為は、それ事態良い事と思います。

でも、もしかすると

それは自己満足なのかもしれないのです。

自分の子供が遊ばなくなった玩具を寄付する…

その行為はとても意義ある事です。

しかし、その玩具に、

どのような思いを託しているのか…が大切なのかと考えます。


養護施設で新年会をした時に

家族を連れて、本当に幸せそうな笑顔を見せに来る方も

いらっしゃるのですが、

姿を見せる事なく、連絡も取れなくなっている方が

いるというのも事実なのです。


城山三郎氏の名著「わしの眼は十年先が見える」(新潮文庫)

に出てくる石井十次氏や、大原孫三郎氏のような

本当に孤児の将来を考え、行動した方のように

信念を持った、本当の意味での

ボランティアを考え、その上で行動する事が大切であると自省しました。


ディズニーで大人数で食事をするのに

参加する方の名前と年齢を報告する必要がありました。

施設の先生方の名前と年齢を見て

…戸惑いました。

4人中3人が20台前半。もう一人の方も私とほぼ同じ年齢です。


その方が実家に帰る事ができるのは「正月」だけだそうです。


私たちが正月だけ休める…それも人の為に…

そんな過酷な束縛を受ける仕事を進んでする方が

どれだけいらっしゃるのでしょうか?


でも、そのような方が存在するから

将来、税金を納め、日本の社会保障を支える一人となる

「人財」を育てる事が可能なのだと思います。


「今までの日本」を作ったお年寄りは確かに大切です。

「これからの日本」を作る子供は

やはり同じように大切だと考えます。

そして、それを陰から支える

彼らのような存在を

私は忘れてはいけないと思いました。


人はそれぞれ得意な事が異なります。

家族を守る事…

愚直にするべき事のみを行う事…

日本を考え、行動する事…

人生の楽しみを教える事…

お金儲けが得意な事…

皆がそれぞれを認めあい、助け合う姿が普遍的な感情となる社会が

存在できればと思います。

100%、誰かの主義が正しい訳ではないと

知った時代だから到達できる事なのかとも思います。


…今日はお酒を飲んで書いたからか

少々、感情的な文章です…すみません・・・・