枕を変えたら快適になった | 世田谷んのブログ

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一口に枕と言っても、その種類や用途で様々な内容がある。


枕は、ほとんど全ての文化で用いられており、頻繁に出土品として発見され、古代エジプトの墳墓からも発見されている。1924年に南アフリカでアウストラロピテクスの頭蓋骨の下に人為的に砕かれた石が敷かれていたのが発見されたが、祭司的な意味で敷かれたのか、それとも実際に使われていたのか定かではない。染色と裁縫の技術の進歩に伴い、枕は重要な工芸品になり、まず中国で丹念に刺繍された枕が広まり、中世ヨーロッパでも広く貴重品として売買された。貧しい人の間では、粗い布を縫い合わせたものに藁を詰めたものが広く用いられていたが、地域により骨や木、時には石が枕に用いられた。産業革命以後は、安価に大量生産された布を使い、様々な枕が作られるようになり、現在にいたる。


枕は長く使用していると、ダニが発生することが多い。ダニはアレルギーを引き起こす場合がある。これは特にアトピーや喘息を持つ人の場合には深刻な問題である。アレルギーの原因としてダニの糞・死骸などが主なアレルゲンであり、除去方法として枕に掃除機をかけ、洗濯機で丸洗いが効果的とされている。このような問題を防止するため、最近では、防ダニ加工や、抗菌加工が施されたアレルギー対策枕も販売されている。アレルギー対策枕は、詰め物にポリエステル、布にポリプロピレンなどが使われる。


そんななかでも、やはりお勧めなのはエアウィーヴ枕だ。これが最大の安眠の要因と言える。