こんにちは。
特派員第12期生・アーサーです。
http://ameblo.jp/tokuhain-arthur/
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1月24日の特派員レポート内容をお届けします。
今回のテーマは
『中学受験用語トリビア』
2月1日が中学受験の山場!と言われていますが、
『どーして?』
なんて思った事、ありませんか?
自分の体験から、そんな疑問を含め、
へー、こんな言葉が使われているんだー、
と、ちょっと不思議な言葉をトリビアチックに解説してみました。
トリビア①
1月校・2月校
ストレートな表現ですね。
1月に入試があるのが1月校
2月に入試があるのが2月校。
でも、なぜ、こんなふうに分かれるかを知るには…つぎのトリビアを…
トリビア②
解禁日
どの学校も早く入学者を確保したいですよね。
でも、試験が前倒しで行われるようになると、青田買いの状態に……
私学協会では各都道府県ごとに
『入学試験を行ってもいい日』
を決めています。
この日以降ならいつでも試験が行えます。
埼玉県では1月10日以降
千葉県では1月20日以降
東京都と神奈川県では2月1日以降
したがって、首都圏では埼玉・千葉にある学校を『1月校』
東京・神奈川にある学校を『2月校』と表現したりもします。
トリビア③
サンデーショック
この言葉を考えた方って、すごいなぁと思います。
プロテスタント系女子ミッションスクールには、
『日曜日に学校行事を入れない』
としている学校があります。
入学試験も学校行事ですから、もし、解禁日が日曜日の場合、試験日は次の日に移ります。
もともと、入試日程は毎年、大体同じような日程なので、何校か日程を変える『サンデーショック』の年は、傾向と対策が立てにくくて大変!
例えば、女子御三家。
例年ならば、2月1日に3校とも入試があるので、併願なんて絶対できないのに、『サンデーショック』の年は、プロテスタント校の『J校』が2月2日に入試を行うので、併願が出来ちゃうのです。
競争率もアップ!
他にもプロテスタント校が日程を変え、玉突き方式で、いろいろな学校に影響がおよび、「開けてビックリ玉手箱」状態に!
それで『サンデーショック』と名が着いたのです。
ちなみにその翌年も予想が立てにくくて「開けてビックリ玉手箱」状態になりやすく、これを
「サンデーショックの揺り戻し」
といいます。
(ちなみに、2月2日や3日が日曜日の場合は『プチ・サンデーショック』といいます。何だか、お菓子の名前みたい……)
ひとつひとつに名前がついてるなんて、奥が深い世界だなあ。と感心した私でした。
栗原美季さんの反応です。
「知ってても知らなくてもいい雑学ですが、」と私は前置きしましたが、
「でも、ほんと、へーへーへーへーって感じですね。面白―い」
と言って下さいました。
(栗原さん、優しいです。すごく好き)
この日は、今年の中学受験の動向を
「全国小学生統一テスト主催・中学受験進学塾の四谷大塚」さま
からいただいた情報も併せてお話しました。
最後にちょっとだけアドバイスを……
中学受験をするのは「小学生」です。
この時期は勉強以外にもたくさんの大切な事
遊び、
運動、
友達、
家族、
睡眠、
食事、
etc,etc
とにかく、人間形成の大切な時期です。
上手なさじ加減を
中学受験に限らず、すべての受験生が笑顔で春を迎えられるように。
心からお祈りいたします。