特派員第12期生 たなかあさこです。
今日紹介したのは、
『ネパールの子ども達に奨学金を送る三人の会』
アラ古希(70歳)の元気な3人のオバサマ方です。
『三人の会』では、バッグやポーチなどの袋物を作成し、販売しています。
その大まかな流れは次の通りです。
布や材料を寄付していただき、
それをもとにデザインを考え
ボランティアで縫製していただき
販売
この収益をネパールの子供達への奨学金として送っています。
☆奥…メッシュ素材が涼しげな、トートバック
☆手前右…A4サイズがちょうど入る、便利なレッスンバック
☆手前左…ケータイ・お化粧品に便利なポーチ
※手に入った素材からデザインを考えますので、その都度、 デザインが変わります。
同じものが明日もあるとは限らない!
気に入ったら即ゲット!の一点ものに近いお品物です。
『三人の会』のオバサマ方は、終戦の混乱期、小学生でした。
そんな時、アメリカから『ララ物資』という子どもへの援助が届いたのです。
その感動はいつまでも胸にありました。
人生がひと段落した時に
「あの時いただいた、善意…気持ちを今度はどなたかにお返しして人生を締めくくりたい」
そう考えてこの『三人の会』を立ち上げたのです。
ネパールで学校を運営しているバルア・雅子先生に出会ったのも大きな転機でした。
バルア先生の『ミトラプライマリースクール』に奨学金を送り始めて16年という年月が流れました。
去年だけでも36名の子ども達が奨学金を受けています。
また、この16年で、奨学金を受けた子供達はのべ、300人に達しました。
人々の気持ちを集め、奨学金として送り届ける。
『三人の会』はまるで、人の善意のハブ空港のようです。
「これからも続けるんですか?」
との問いかけに
「もちろんよ。文字通り“命の続く限り”続けます」
と答えてくださいました。
パワーあふれるアラ古希の『三人の会』
取材した私も、元気をもらってしまいました。