年度末と4月の新しい生活の準備、レッスンやセッション続きで目まぐるしい毎日を送ってます(≧∇≦)
今日娘たちが観ていたザ・世界仰天ニュースを何となく見てたら、クレプトマニア窃盗症のドキュメントが始まったんですね。
咄嗟に「こりゃー摂食がらみやろな~」と予想しながら見てたら、やはりドンピシャ。ストーリーは読めてしまった。
過食(嘔吐)と万引き、これはかなりギリギリの関係でして、スリルから来る緊張感と万引きがうまく行った時の達成感、という真逆の神経反応は、とてつもない高揚感をもたらすんですよね。
太ったらどうしよーと不安になりながらの過食嘔吐、そして吐いた後のなんとも言えない達成感と安心感、
病んでるけど、脳の仕組みからすると、依存してしまうのは当たり前なんですね。
つまり、人は快感、快楽には溺れやすく出来ていて、でも、普通の人ならそこそこでセーブできるところ、依存してしまう人は、何かの欠落を埋めるために溺れてしまうんです。
今日の番組での〆で流れたナレーション「万引きは安易に手を出すと危険です。」で、ガックシきました。
だーかーらー、窃盗症は、万引き行動云々の問題じゃないんだって!
欠落について見ていかないと、万引きはやめられない。
同じように、過食や過食嘔吐の問題も、依存性の面から心の欠落について見ていくと、症状改善のヒントが見つかるんですね。
そして、もうひとつ、依存の中でも行動すること自体に依存してしまうプロセス嗜癖の面も強いです。
ギャンブルとか買い物依存の仲間になります。
こうやって見てみると摂食障害て食の問題では片付けられないのが分かりますよね。
なかなか複雑に絡まり合ってる難しいのですが、病気にはやはり理由(原因)があるので、焦らず少しずつでも、紐解いていきましょう。