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セシルのブログ ~薄ら笑いに犬を添えて~

私、セシルの日常を書いたり書かなかったり。愛犬ゴンが遠い目をしたりしなかったり。
そんな薄ら笑い程度、毒舌未満のブログです。

私が起きるまで空腹に耐え。


夜、私がベッドで眠るまで、白目むきながら待ってる。


嬉しそうに後ろをついてきたら、問答無用でわしづかみにされまさかのシャンプー。



ゴン。


お前は本当にいい子だったな。


そうだ。
子犬って悪魔だった…


昨日から正式にオレオは我が子に。


付き添いで兄、『大吾』もやってきた。


覚悟してたけど。


覚悟が甘かった。


休みなのに、朝5時から起こされて、『飯!飯!』とわめきちらす。


食後は和室にて排便。


その後、ハッスルタイム…

無視して眠るが、オレオが後ろから、バリバリバリバリ!って私の頭を掘る。


掘りつづける。


ねぇ、何があんの?


後頭部に一体何があんの?

その間、大吾、無駄に腰ふってる。


対象者なしで腰、ふってる。


エアー腰振り。


ひとしきり遊んだ後は、ひっくり返って寝てる。


本能の極み。


あぁ…


これっていつまで続くんだっけ…

相方は朝4時に鼻を噛まれて飛び起きてたなぁ…

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寝てると天使。


あぁ…生きてるって素晴らしいけど、寝かせて。
あまりに仕事が暇すぎて、白目むいてたら、後ろの席の課長が知らない人に変わってて、黒目に変わったセシルです。


あれ、誰?


ところで最近ちょこちょこ出てくる『オレオ』ですが。


ここで少しオレオのいきさつを。


あの子は兄と共に帝王切開で未熟児として生まれてきました。


兄はオレオよりまだ大きく成長して生まれてきたのですが、オレオは極小で生まれてきた為、抵抗力が非常に弱く、生後二日で感染症にかかってしまいました。

一番ひとがったのがお腹周りで、腐ってひどい臭いがしていました。


先生からも『てのほどこしようがない…』と、点滴と抵抗力をあげる注射のみを毎日し続け、それでも『こんな事は言いたくないけれど、障害を持つのは決定的です。心ない飼い主さんは安楽死を希望されますが、あなたはどうしますか?』と。


迷う余地なんてある訳がない。


『この子は生きてます。将来なんの障害が出ようとも、しっかり育てます。』と。


この時私は、二匹生まれた子犬のどちらを引き取るか、はっきり決めました。


この小さなオレオだと。


何があっても守ってみせると。


こうして毎日毎日、点滴と注射を繰り返し、しまいめにはオレオも注射を見たら『ミギャ~』と泣く始末…

それでも頑張ってもらってようやく今は注射からも解放され、命の危機は完全に脱出しました。


そして彼が無くしたもの。


片耳と両足の肉球。


普通は皮で覆われている大事なオチンチンも、皮膚が壊死した為、むき出しに。

それでも小さなオレオは、部屋を走り回り、食欲旺盛!


元気いっぱいです。


オチンチンは手術しなければならないけれど、この小さな命をこれから何十年と責任もって育てる事が、私の指命だと思っています。

ゴンちゃんも体弱かったけど、うちに来る子はなんだか出だしからアンニュイな子が多いわぁ…


でもなんとなく私だからこういう子がやってくるのかな?って…


ほら。


意外と責任感、強いじゃない?セシルって。(うふ


だけどね。


すでに気掛かりな事ある。


私が姉宅行くと、叔父のパール君は1メートルぐらいジャンプして大歓迎で迎えてくれ、母犬ビビはフラダンス踊りながら迎えてくれる。


オレオの兄、通称ジャンボも、しゃがんだ私のおまたにもっさり潜り込み笑ってる。


おや?


オレオは?


…………。


5メートルぐらい離れて、静かにたたずんでいる…。


オレオ。


私が母ちゃんだよ?


こっちおいでよ?


ほら。


…じぇんじぇんこねぇ。


母ちゃん、臭いかい?


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どうかな…



……………しくしく(T_T)