何が何でも家に帰ってきたら、私のブログが更新されていないかチェックする相方。
念のため聞いてみた。
したら・・・
「だって僕、読者だもん。今一番熱い読者だと思うよ。フフン♪」
っていう答えに、たじたじのモジモジになったセシルです。
(これじゃうっかりした事、書けないわ・・・。)
そんなものすごい側にいる読者の為に。
【バレンタインのチョコを手作りする】
あげる本人の見ている前での手作り開始です。
なんならレシピはお気に入りの‘クックパッド’から抜粋しましたので、PC使ってる相方に、「ちょっとぉ。オーブンで何度?何分?その次はぁ?」などと、軽く手伝わせての手作りです。
もはや共同作業といっても過言ではないですが、手作りです。
だいたい手作りなんざ、壮大な夢とロマン溢れる冒険にすぎない行為。
行く先々にどんなボスキャラが待っているか分からない、まさにファンタジー。
これをクックパッドのいくら簡単なレシピと言えど。
独りで出来るもんですかっ!か!か!
相方にレシピを棒読みさせながらいざ!
・一口大のチョコを、その大きさにカットした冷凍パイシートではさむ。
ふむふむ。
下のパイシートのふちは水で濡らして、上から被せたパイシートをくっつけるのね?
ん?
さらに被せたら、端っこをフォークでぐさぐさ刺すですと?
面倒だな・・・。
で?次はどーすんのぉ?
相方 「そりげって何?」
セシル 「そりげ??何よそれ?手作りチョコにあるまじきワードじゃないの。チョコ作るのに陰毛も剃り落とせと?ぱいぱんになれと?」
そもそも陰毛とは限らない。
相方 「だって、‘剃毛で卵を塗る’って書いてある」
剃毛→×
刷毛→○
刷毛(はけ)ね。刷毛。
剃っちゃダメね。
刷毛(はけ)で卵を塗るのね。オーケー。
刷毛ないし、指で塗るわ。
なんだろう、このいやらしいワード続き。
気のせいかしら。
ここまできたらあとは焼くだけ。
オーブンで適当に焼いたら、まさかの‘ロッ○のチョコパイもどき 剃毛(そりげ)バージョン’の完成です。
なんでもいいけど、刷毛(はけ)と剃毛(そりげ)、マジでカッコ書きしなきゃならないほど似てるのが一番厄介ね。
で、肝心の出来上がりですけど。
見た目完璧。
焼いてる途中もバターのいい~匂いがして、相方とゴンが二人そろって「出来たぁ?まだぁ?」って、お祭り騒ぎ。
↑
出来た?
まだだよ、ゴン。
バカっ!!
バカって何事よ!?
あんたの分、ちゃんと焼いてあげてんのに待ちなさいよ!
そんなこんなでやっとこさ、二匹待望の試食タイム~~!
ちなみに中身のチョコは、私の大好きなクランキーチョコ。
一口ぱくり。
もぐもぐ・・・
もぐもぐ・・・
ぬ~~ん・・・思った以上にパイにチョコが負けてる。
味、うっす。
普通に食べたらクランキーチョコ、甘いのに。
パイで包むとなぜ甘さが半減する?
このメカニズム、読めなかった。
レシピ通りにしたら良かった。
「よかれ」と思ってやった事が仇になるとは。
しかしたくさん作ったので、相方の会社の先輩にも無理やり渡すっていう暴挙に出たセシルは、まぁまぁ満足なバレンタインを過ごしましたとさ。
↑
だいたいこれが「手作りの‘チョコ’」なのか?
っていうか、ヨーキー部門?!また!?