「時間は未来から過去に向かって流れている」という話題をよく目にする。
それは目に見えない量子力学の話であることが多いが、
今実際に生活している、目に見えるこの世界も、過去・現在・未来の同時存在で成り立っている。
それは、本当に当たり前の話なのだが、
実際に生活していると、すべて目の前の光景に慣れてしまって、忘れてしまう。
目の前の物質は、過去の誰かが私の代わりに作業して、作ってくれたものだ。
本来なら、今全部、自分で作らないといけないものも、過去に私の代わりに誰かがやってくれて、
今私は過去にタイムスリップして、時空を超えてその人の仕上げたエネルギーと繋がって、
今、自分のすべき仕事を助けてもらえる。
お料理していても、本来なら水汲みからやらないといけない国もあるし、野菜を育てたり、家畜を育てたり、火をおこしたり、
大昔の生活を考えると、今のこの生活は、時短の極みの魔法の国に暮らしているように、本当にありがたい。
物質って、自分や誰かがおこなったエネルギーの痕跡を保存しておける装置なんだと
改めて思って生活すると、この世って過去と現在のコラボなんだなと思って楽しくなる。
買い物をするときも、顔も名前もわからないけれど、原料をつくったり、加工したり、運搬したりなど、
めんどうくさがりな私の代わりに作業してくれたその方々と、お金を介するだけで、つながることができて、自分の生活を助けてもらえてるので、自然と感謝の心があふれる。
物を選ぶ時も、これは今の私が、過去にタイムスリップしてオーダーしたものを、
今現在の時空で受け取っている、と思うだけで、なんだか過去から届いたお宝探しみたいでワクワクする。
そして、今私がいろいろやっていることも、物質という形になることで、
また未来の誰かのお役にたったり、つながることもあるのだと意識すると、
未来へいいエネルギーの痕跡を残していける生活をしたいとも思う。
過去と未来を使いこなせる生活を意識して、
この世の物質の背景に想いをはせて観察しているだけで、時空旅行をしているようで楽しい。
人に話しても、ぜんぜん理解してもらえないのだけど、
一応書き記しておきたいと思う。