短歌を長年おやりのお客様から伺いました。デイに行くと自分の席から近くの山が見えるとか。春から初夏、深まりゆく秋の様子を折々メモにします。隣席の方が「何を書いているの？」と尋ねるので、ふと浮かんだ言葉をメモしていると答えると、「今度自分の作品を持参するからぜひ添削してほしい」と頼まれたそうです。たちまちテーブルは、句の話で持ち切りになり、すごい充実した気持ちで帰宅。デイの場でお話が弾み、思わぬ喜びがあったとケアマネに聞かせてくださいました。知らない人の集まりが、回を重ねると顔見知り、なじみの人になり親近感も生まれます。ちょっとした言葉かけから親しくなれる通所の利点ですね。平田
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