人間の記憶力を探る上で、非常に役立つデータがあります。
心理学者であるエピングハウスという人が行った実験によるものです。
このデータは「忘却曲線」とも呼ばれています。
忘却曲線とは何か、簡単に説明すると、勉強した単語を、どのくらいの期間覚えていることができるかというものです。
このデータによれば、勉強してから１時間後まで覚えていられる単語は５０％程度。
１日後だと、２０～３０％程度。
面白いことに、それ以後１ヶ月後まで、このパーセンテージはほとんど変わりません。
最初の１日で曲線は急激にダウンし、以後は水平に進むことになるわけです。
ですから、暗記した情報を確実に頭に定着させたい場合には、「まず１時間後に確認」、そして「１日後に再び確認」することが大事ということになります。
このデータに個人差はほとんどないと言われていわれているようです。
記憶力の良し悪しは、記憶を保つための勉強法が優れているかどうかで決まるといわれています。
つまり、勉強の効率次第で、記憶力アップは可能ということです！
何かやる気がわいてきませんか？？
この実験データを見ながら、改めて今やっている勉強方法を見直してみてはいかがでしょうか？
勉強方法を変えるだけで、驚くほどの記憶力UPが望めるのです！
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