私は物心ついたときから実の母親から虐待を受けていました。母は私が物心つく前に離婚をしていて、物心ついた頃にはもう今の父親がいました。今の父親はとても優しく、面白くて最高の父親です。
私には一個上の兄がいます。兄も同じく母親から虐待を受けていました。ですが、なぜか兄よりも私の方が母からひどいことをされました。
毎日朝早くに父が仕事に出かけるのですが、母が父を玄関まで見送り、鍵をかけたらすぐに私だけ起こされ、母の寝室の硬いフローリングの上で母が起きるまで正座をさせられました。その間少しでも足を組み替えたりして、音を立てるとそれが全てカウントされ、母が起きると一気にお香立ての棒で頭を殴られました。
その寝室にあったデジタル時計の秒数をひたすら数えて時間が経つのを待っていました。
あとは、母が買い物かなにかで家を出るとき、私だけ布団に寝た状態で、透明のガムテープで手首と足首を拘束されて動けない状態にされ、毛布を頭まで掛けられて、そのまま兄と2人で出かけていきました。暑くて息苦しくてとても辛かったです。
ですが、父が仕事から帰ってくると、一変して、優しくなります。なので父が家にいる間はとても平和でした。ですがたまにアイコンタクトでなにかを訴えてくるので怖かったです。
そんな生活がずっと続きました。
次回は小学4年生で転機があったのでそれについてお話しします。
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