KUZIRAのギターボーカルが逮捕された。
僕はKUZIRAが好きだ。
このバンドを生で初めて見たのは2023年3月 kenyokoyamaのFeel The Vibes ツアー一本目のF.A.D横浜だった。
客は殆どkenyokoyamaのファンで正直ドアウェーな感じだった。
前方の1割ほどの熱狂的なファン以外は皆様子見といった感じだった。
何度も同じヤツが飛んで行っては戻るを繰り返している中で、KUZIRAが必死にライブしていた。
自分もClownぐらいしか知らない状態で見に行っていたが、おっさんたちに向けて!と言ってEverywhere You Lookをやっていて、それがすごく良かった。(2000年生まれで世代じゃないのでその時は知らなかった)
続いて新宿でも前座はKUZIRAだった。
ここでも横浜と変わらずの感じの客層だった。
この時期はツネさんの件もあって健さんの発言やライブ内容で頭がいっぱいで、あまりKUZIRAに対する感想は生まれなかった。
だが前座とはいえライブハウスで2回もライブを見るとふと曲を聴き返してみたりするものである。
そして感じたのは音源と比べると圧倒的にライブのほうが良かったということ。
Youtubeでも隅から隅までライブ映像を見まくった。
機会があればライブ見たいなぁと思っていたところ、9月にDizzy Sunfist主催のイベントが新宿であったので見に行った。
この日はケンバンドの客層とはガラッと変わり若い客層だった。
ライブ中の爆発力はKUZIRAが一番だった。すごい光景だった。
だれがどう見ても次世代のヒーローとしての器があるように思えた。
その月には横浜f.a.dでHawaiian6との対バンもあった。
遂にハワイアンに呼ばれて念願かなっての対バン。
元ピザのエースとの共演はとてもアツい文脈だと感じた。
次に見たのは同年12月にあったkenyokoyama These Magic Words ツアー横浜公演。
この日には完全にアウェー感を取っ払い、ものすごいライブをしていた。
オールドキッズたちにもピザオブデスの一員としてウェルカムに受け入れられている印象だった。
個人的な意見であるが、サバシスターよりもKUZIRAのほうがピザオブデス次世代を引っ張っていくバンドとしてふさわしいとまで思っている。
そのぐらいのアツさとバックボーンがあると思っている。
2024年になってサタニックにも出ないしなかなか見に行くタイミングがないなぁと思っていたところでdustbox主催のKOSHIROCK GALAXYが開催され、そこにKUZIRAが呼ばれるというアナウンスがされた。
dustboxトリビュートでは最高なカバーをしていたので絶対にライブで見たいと思い行くことにした。
そして日は過ぎ、先日、衝撃のニュースが。
まさかの逮捕だった。前日までdustboxのツアーで共演していたのに。
第一に頭をよぎったのは何をしてくれてんだ!という気持ちだった。
すぐに2019年のJesseとKenkenの件が思い出された。
BONEZはコロナが重なったこともあり活動を再開させるまで1年近くかかった。
kenkenはDragonAshから抜けてしまい、なにより悲しかったのは
俺たちの好きなバンドマンが世間から強い非難にさらされてしまう事だった。
バンドマンの薬物事件が起きるたびに「薬物ぐらいやってないと箔がつかない」だとか「音楽が良ければそれでいい」という意見が出てきてはあーだこーだ議論になるが、そんなことはどうでもいいのだ。
ただ悲しいというだけ。
こういうことで名前が広がってしまうと悪いイメージを払拭するのは大変だ。
KUZIRAの音楽が耳に入って良い曲だと思った人がいてもバンド名を見たときに「これってボーカルが捕まったバンドだっけ?」と思ってしまう事だってあるだろう。
地方に密着したフェスには呼ばれにくくなってしまうなどの障害も生まれてしまうだろう。
活動しにくくなる、偏見で見られてしまうことが悲しいのだ。
今回も以前逮捕された山田亮一に絡めて「復帰ライブはいつだ?w」とか「今回は何グラムだ?w」みたいなツイートが流れてきた。
こういうことを平気で言ってしまえる人たちに好き勝手言われても仕方のないことだと思う。社会のルールを破るということはそういうを言われてしまう対象になってしまうと受け入れるしかないのだ。
そんなことを思いながらSNSを見ているとFOMARE大陸のことが流れてきた。
FOMAREが盟友なのはわかるが、対応やMCなどを見ていて感動的に感じる部分は正直何もなかった。捕まっちゃったらこういう部分でも触れにくくなるよなぁと思ってしまった。
KOSHIROCKが近づくとKUZIRAの代わりにスガさ弾き語りで出演するという発表がされた。
正直、バンドが見たかったなぁと思ってしまったが受け入れた。
穴を開けずイベントを進行しようというスガさんの気概を感じた。
逮捕の前日に共演していたぐらいに近い存在であるdustboxの晴れの日にこんな迷惑をかけるなんて本人が一番悔しいだろうがしっかり反省してほしい。
でもバンドは絶対にやめないでほしい。
いつか戻ってきてサタニックカーニバルのメインステージに立つ日を待ちわびています。
では。(KOSHIROCKは二日間行ってきたのでそのことも後日書きます)