servantleadership

servantleadership

IT技術系マネジャー → タクドラ。
ブラックな環境に嫌気がさし、自由なタクドラへ。
全社組織改革活動リーダーを経験したので組織マネジメントには興味があります。英治出版の「ティール組織」はバイブルです。

昨年の6月12日に我が家の愛犬、

チワワのここあ(ブラック&タン、♀、13才)

が心臓病で亡くなってから1年が過ぎました。

 

まだつい昨日のことのように、記憶が古くならないため、

辛く寂しい気持ちは消えません。

 

 

穏やかで優しい性格の子でした。

 

 

 

 

 

まだ2才の頃、次女のベットから外を監視し、

通行人に吠えるのが日課でした。

 

 

 

 

自分の仕事と思っているのか、

長時間真剣に監視していました。

 

 

 

 

 

仕事に行く前に、必ず見送ってくれました。

 

 

 

私は、仕事の関係で、

家を買った1年後の2000年から5回引っ越しています。

 

 

兵庫県(持家) → 群馬県 → 兵庫県(持家) → 

福岡 → 横浜 → 東京都

 

次女が以前から犬を飼いたかったらしく、

9年振りに兵庫県の持家に帰ったときに

飼い始めました。

 

私は幼少期に外犬を飼った経験はありますが、

室内で飼うのは初めてで、

最初、室内に犬がいるのがすごく違和感がありました。

 

しかし、実際に飼ってみると、

本当にかわいくて、

実の子供が増えたようで、

家族みんなに笑顔が増えました。

 

私も、長年仕事で荒んだ心が癒されていきました。

 

もう、実の家族以上に大切な存在となり、

出張で離れるのが辛くなりました。

 

週末に一緒にいると、

仕事で疲れた心が回復していくのが分かりました。

 

 

そんな夢のような暮らしが、

10年以上続きました。

 

一度7才の時に、

胆嚢切除の手術をしましたが、

それ以外は健康でした。

 

 

 

しかし、

数年前から僧帽弁閉鎖不全症と言われ、

月1回の通院と薬を飲み続けていましたが、

少しずつ病気は進行していきました。

 

2年前の秋頃から、息遣いが激しくなり苦しそうで

寝ていることが増えました。

 

 

去年3月、亡くなる半年前の写真です。

緑色のオーブが写っています。

何となく、お別れが近い予感がしました。

 

 

 

 

 

そして13才になった昨年4月に病院から

「もう通院しなくていいから、

自宅でゆっくり過ごしてください。」

と言われました。

 

少しずつ、少しずつ、体調は悪化し、

息が苦しくなり、咳がひどくなり、

夜熟睡できなくなりました。

 

一緒の布団で寝て、

背中をさすってやりました。

 

 

 

6月に入って、

いよいよ食事がとりずらくなり、

種類を変えたり、

スプーンで口に運んでやって

なんとか食べてくれました。

 

 

 

6月10日に妻の母が危篤の知らせがあり、

妻が急いで11日朝に関西に帰り、

その日に最後のお別れが出来ました。

 

私も葬儀に参列するため12日午後に帰省する予定で、

次女にここあの面倒を見てもらうよう

頼んでいました。

 

 

葬儀の準備をし、自宅を離れる2時間前に、

ここあは突然心臓が止まり亡くなりました。

 

あまりに急だったので信じられませんでした。

酸素ボンベをアマゾンで買おうと

ネットで検索していたところでした。

 

苦しそうだったので水をあげると急に起き上がり、

自力で歩いてトイレで用を足したのが、

最後でした。

 

 

 

亡くなる前日の夜の写真です。

私が菓子パンを食べていると、

目の前でお座りをして欲しがりました。

ペットフードは食べないくせにと思いながら

あげると喜んでたくさん食べてくれました。

 

 

 

 

いつまでも悲しんでいてはいけないと思います。

でも、ここあが私たち家族にくれた、

キラキラ輝く宝石のような時間を忘れることは出来ません。

 

これからも、

一年に一回くらいは、

思いっきり思い出したいと思います。