No.118 クリード推進委員会 | サーバントコーチ 世古詞一オフィシャルブログ -個人と組織の変革のヒント

サーバントコーチ 世古詞一オフィシャルブログ -個人と組織の変革のヒント

株式会社サーバントコーチ代表取締役 世古詞一のブログです。

 


社の理念・ビジョン・価値観を総称して「クリード」と呼んでいます。



クリードの社内共有を進めていくため、クリード推進委員会というものが設置されており、



私が中心となり進めています。



来週からワークショップが始まり、順々に行っていく予定。



理念の共有を進め組織を作っていく道筋を考える良い機会です。



そこで参考にした本をいくつか紹介。



$NLPトレーナーが語る 個人と組織の変革のヒント


感じるマネジメント/リクルートHCソリューショングループ

最高の本です。いろんなことがすっきりしました。





・理念は浸透させるものではなく「共有」するもの。


  このクリード推進委員の名称を作る時にもそこはこだわりました。



・理念と自分とのつながりを見出すこと


 これに尽きます。そのつながりを行動を通じて表現すること。



・現場での物語を意志を持って掘り起こし語り継いでいく


 理念と普段の仕事との間に距離感があるかもしれないが、


 既に理念に沿った行動は沢山ある。共感の前に、まず意志を持って


 それらを掘り起こしていくことが大事。


 


$NLPトレーナーが語る 個人と組織の変革のヒント

2010年日本の経営―ビジョナリー・エクセレンスへの地図/野村総合研究所

これも理念の理解にはとても役立ちました。


 

野村総研の2010年プロジェクトの一冊。


 

2010年の経営課題は、人材問題。


 

多様な人材を「理念・ビジョン」で共鳴させる 

「ビジョナリーエクセレンス」モデルを紹介。


 

1.理念・ビジョンに経営観・社会観を盛り込む

2.コトバ以上に浸透・実行過程に注力

3.ストーリーテリングを用い、共鳴と体現のサイクルを回す



経営理念の共感プロセスというのは、古くて新しい課題。


なぜ、「今」なのか、その背景がよくわかります。




$NLPトレーナーが語る 個人と組織の変革のヒント
パトリシア ジョーンズ, ラリー カハナー, Patricia Jones, Larry Kahaner, 堀 紘一

世界最強の社訓―ミッション・ステートメントが会社を救う

事例集みたいなものです。

日本にも企業理念はどの会社にもありますが、

グローバル企業は、人種や価値観の多様性から経営理念の求心力は超重要。

意外と知らない他社の事例を知ることができます。




$NLPトレーナーが語る 個人と組織の変革のヒント
ザ・ビジョン 進むべき道は見えているか/ケン・ブランチャード

原題は、FULL STEAM AHEAD(全速前進!)で全く違うのですが。。。

ビジョンの共有というより、ビジョンの策定に参考になる本。

個人のビジョン作りにも良い。

  

ビジョンとは、自分は何者で、何を目指し、

  何を基準にして進んでいくのかを理解すること。



説得力あるビジョンを生み出す為の3つの要素

  ①有意義な目的

  ②明確な価値観

  ③未来のイメージ




 

ジェームズ・C. コリンズ, ジェリー・I. ポラス,

ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則

 


ジェームズ・C. コリンズ, 山岡 洋一

ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則


言わずと知れた名著。必読。




ワークショップは何かを教える場ではなく、共に学ぶ場。


楽しんで行いたい。