社の理念・ビジョン・価値観を総称して「クリード」と呼んでいます。
クリードの社内共有を進めていくため、クリード推進委員会というものが設置されており、
私が中心となり進めています。
来週からワークショップが始まり、順々に行っていく予定。
理念の共有を進め組織を作っていく道筋を考える良い機会です。
そこで参考にした本をいくつか紹介。

最高の本です。いろんなことがすっきりしました。
・理念は浸透させるものではなく「共有」するもの。
このクリード推進委員の名称を作る時にもそこはこだわりました。
・理念と自分とのつながりを見出すこと
これに尽きます。そのつながりを行動を通じて表現すること。
・現場での物語を意志を持って掘り起こし語り継いでいく
理念と普段の仕事との間に距離感があるかもしれないが、
既に理念に沿った行動は沢山ある。共感の前に、まず意志を持って
それらを掘り起こしていくことが大事。

2010年日本の経営―ビジョナリー・エクセレンスへの地図/野村総合研究所
これも理念の理解にはとても役立ちました。
野村総研の2010年プロジェクトの一冊。
2010年の経営課題は、人材問題。
多様な人材を「理念・ビジョン」で共鳴させる
「ビジョナリーエクセレンス」モデルを紹介。
1.理念・ビジョンに経営観・社会観を盛り込む
2.コトバ以上に浸透・実行過程に注力
3.ストーリーテリングを用い、共鳴と体現のサイクルを回す
経営理念の共感プロセスというのは、古くて新しい課題。
なぜ、「今」なのか、その背景がよくわかります。

世界最強の社訓―ミッション・ステートメントが会社を救う
事例集みたいなものです。
日本にも企業理念はどの会社にもありますが、
グローバル企業は、人種や価値観の多様性から経営理念の求心力は超重要。
意外と知らない他社の事例を知ることができます。

ザ・ビジョン 進むべき道は見えているか/ケン・ブランチャード
何を基準にして進んでいくのかを理解すること。
①有意義な目的
②明確な価値観
③未来のイメージ
- ワークショップは何かを教える場ではなく、共に学ぶ場。
- 楽しんで行いたい。