何で息子が。


何で息子だったのか。


悔しい。


あんなに大切に育ててきたのに。


何で息子だけ。


息子も6年生になるんだよ。



ちょっとした他人の一言で、こんなにも心をえぐられる。


わかってる。


誰もそんなつもりはないのを。


言ってから、もしかしたらハッとしたのかもしれない。



こんなこと経験した人にしかわからない気持ち。


他の人に求めてはいけないのもわかっている。



でも、息子をいなかったことにしないで。



ちゃんといたし、ちゃんといるんだよ。



嫌だ、嫌だ。


悲しくて、寂しくて、悔しくて。

でも、娘の前では出さないように気をつけているのに。


勘が鋭く、繊細な娘にはわかってしまう。


帰ってきてすぐに、『ママ、どうした?』と抱きしめられた。


こんなママでごめん。

今日は、我慢できなかった。


4月から3年生になる娘に、出来事を話した。


ボロボロと泣く私に娘は、頭を撫でてくれた。



もうどっちが母でどっちが娘かわからない。


母である私が、こうして娘をしっかりとさせてしまっている。


ダメな母なのはわかっている。



でも、この娘の存在が私の今の生きる力になっている。


娘ちゃん、ごめんね。

いつもありがとう。



『にぃにがいないと、やっぱりつまらないね。』


久しぶりに娘が言った、お兄ちゃんへの気持ち。