どんな愛も対等なものです。それは性別や年齢、経験、収入、好意の大小など、立場により左右されるものではありません。愛とは本来、相手を愛し、慈しむことなので、相手に愛されることが含まれていないため、誰かの行動に左右されるものではないのです。あなたが愛したお相手がたまたまあなたを愛していて、結果愛を送り合うことになることもあります。勿論お相手が愛してくれることは望んでいたでしょうが、愛してもらうという見返りのために愛してはいないはずです。結果はあくまで結果であり、そこに向かうための努力は尊いものです。しかしそれは人間関係の構築に近いもので、純粋に愛を送るという行為とは少しだけ違う場所にあります。ですから仮にあなたが誰かに片思いをしていたとしてもあなたの方が人として下になるということはありませんし、あなたが誰かをこっぴどく振ったとしてもあなたが人として優位に立つこともありません。愛を沢山注げば人間関係が好転することもありますが、注ぐ目的を間違えないでください。お相手を変えるために送るのではなく、あなたが送りたいから送っているのです。礼儀を返すことと愛を返すことはイコールではありません。それは誰にでも言えることですし、異性に限らず友人や家族との愛情、学校や職場での人間関係にも言える ことです。
ソロモンの指環 ∞ 別館
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