これまでも、「運がいいのかも」と思うことは何度かありました。 特に仕事面で。



もちろん、辛いことがなかったわけではありません。けれど振り返ると、昇進はどちらかというとトントン拍子で、年収も右肩上がり。 30代の頃には、手取りで月100万円くらいあった時期もありました。 



それなのに、リセット癖のある私は、その年収を丸ごと捨ててでも「全く違うことがやりたい」と思ってしまったりするのです。 



普通なら、そこから戻るのは簡単じゃないはずなのに、多少ブランクがあっても、なぜかまた希望する条件で仕事に戻れてしまう。我ながら、不思議です。 



今の会社でもそうでした。入社して暫くの間は、正直かなり辛い日々。「なんでこんなにしんどいんだろう」と思いながら過ごしていました。 




でも昨年の後半あたりから、空気がふっと変わって、 今はとても良い状態が続いています。まるで、私が望む方向へ勝手に進んでいくような感覚さえあります。




昔、とある人に二度ほど言われたことがあります。「せらのちゃんは、大した苦労をしなくてもなんでも手に入れられるから」 と、皮肉混じりに。 




大した苦労がないわけじゃありません。でも、仕事に関しては周りからはそう見えてしまうのかもしれません。 



現実は、週末に働くこともあるし、 夜10時まで海外とミーティングする日もある。ひとりで夜中まで残業することもしょっちゅうでした。デスクでこっそり涙した回数なんて、数えきれません。全然ラクじゃない。むしろ、結構ハードです。 




それでも――もし30代の私が、今の私を見たら、こう思うのかもしれません。「大した苦労をしてないのに、うまくいってるね」って。 




きっとそれは、アラフィフになって耐性がついたから。30代の頃と比べたら、圧倒的に経験値が高いのです。 




場数を踏んで、大変なことが起きても「やってやろうじゃない!」と踏ん張れる。そういうマインドが、いつの間にか備わっていました。 年齢を重ねるのも、悪くないものですね。 




ここからは、残ったもの勝ち。そう思うと、久しぶりにやる気になっている自分に、私自身が一番びっくりしています。 




アラフィフ、まだまだこれから。 

やってやろうじゃない!