高校のときの友達から電話がかかってきて、健康食品のモニターをしないかと誘われました。
話をきくと、月々いいお金になるそうでした。
こんないい話はないと思って、申し込みをしました。
すると、いったん健康食品をクレジットカードでローンで購入して、そのあと毎月レポートを書くとお金が倍になって返ってくるという話でした。
申込書が送られてきて、5年分の健康食品を毎月1万円購入するという契約でした。
レポートを送ればお金が返ってくると友達が言うのであまり気にせずに購入しました。
月末になって、クレジットが引き落とされると金額が予定の3倍近くでびっくりしました。
私は、びっくりしてクレジット会社に問い合わせると、60万の買い物をして、月1万円支払いでそれに利息がついて支払いが3万くらいになるとの話でした。
これでは、レポートでお金が返ってきても大変な赤字になってしまい、私は唖然としてしまいました。
あわてて、友達に電話すると、ほかのモニターをさがして紹介すれば、支払いはすぐ戻ってくると言う話でした。
モニターを2人さがせば、すぐ払った倍くらいのお金が毎月はいってくると言われてびっくりしました。
私は、電話帳で調べてかたっぱしから電話しましたが、すぐに断られて契約はとれませんでした。
私は、夜遅くまで必死で電話をかけ続けました。
真夜中近くになってようやく、契約してくれそうな人をみつけてました。
一度あって是非話を聞いてくださいと喫茶店で待ち合わせしました。
もうしょうがないと思って、事情を全部話すと、契約してくれるし、友達も紹介してくれると言われました。
今度契約書に印を押すのでアパートにきて欲しいと言われました。
なんでも一人暮しで、最近うまいもの食ってないとか言われたので、私が料理をなにか作る約束もしました。
すき焼きの材料を買って、男の部屋にはいってみると、部屋中がちらかり放題でした。
台所で、すき焼きの支度をしていると、男が私の後ろに来る気配がして、後ろから急に抱き締められました。
私は一瞬、止めて下さいと大きな声を上げそうになりましたが、契約を取れるまでの辛抱と思い、我慢しました。
欲望の嵐が私の体に襲いかかってきました。
浜辺におしよせる波のように、欲望は繰り返し私の体に押し寄せては退いていきました。
しだいに激しさを増す欲望には抵抗する気力もなくなるほどの荒々しさがありました。
これが運命の決めた時だとあきらめの気持ちは、やがてあふれ出る泉を呼び起こしました。
スカートが後ろからめくり上げられそうになったので、これはいけないと思い、もうすき焼き出来ましたからと言うと、男はやっと手をはなしてくれました。
いっしょにすき焼きを食べながら、お酒を飲まされました。
そろそろ、肉もなくなったころ、お醤油をもうすこしと言いながら男の手がすべって、醤油が、私のスカートにかかってしまいました。
私は慌てて、洗面所に立つと、男もついてきて、しみになるからすぐ洗わないといけないから、脱ぎなさいといいます。
さあ早くと男は私のスカートのフアスナーに手をかけて、降ろそうとします。
これはとんでもないと思い、大きな声をだすと、私は男のアパートから逃げだしました。
(2)
もうこんなことやめようと、帰ってから思いました。
それでも、また気を取り直して名簿をたよりに電話しましたが成果はありませんでした。
私はどうしようかと、途方にくれて、また、このあいだの男の所に電話しました。
また来てくれと言われて、今度は、喫茶店であいましょうと押し通しました。
やがて諦めたのか、喫茶店で待ち合わせすることになりました。
次の日、言われた喫茶店の前で待っていると、あの男が来がました。
中は大きな建物全体が喫茶店になっていて、中央に吹抜けの螺旋階段がありました。
まえのカップルにつづいて、階段をあがって行くと階段はガラスで囲まれて、下から丸見えでした。
落ち着くからと言われ一番上の階にいくと、二人で席に付きました。
私は、必死で健康食品のモニターの話をしました。
しかし、男はあまり興味がなさそうでした。
また、健康食品のモニターを勧めると、言うとうりにすれば契約してやってもいいといいます。
言うとうりとはうどんな事かと聞き直すと、下着を脱いでここの階段を下までおりたら、契約してやると言われました。
私は、喫茶店のトイレで下着を脱いできました。
男が書類を書き終ると、じゃ約束通り階段降りてもらうからなといいます。
男は席を立ち、契約書をもって数歩、歩みました。
その方向をみると、下に通じる、回り階段があります。
私はそのときやっと、連れて来られたのが一番上の階だと気が付きました。
円筒形のガラスで囲まれていて下から見上げられるようになっています。
どうにもならなくなって、すぐそこだから大丈夫だからと自分に言い聞かせて、覚悟を決めました。
スカートをしっかり押えながら階段を降り始めました。
階段の一番下までたどりついたとき、私は足が震えて死にそうになっていました。
私は契約書を受け取ろうとしましたが、男はまた地下のフロアーに降りていきます。
あとに付いて下に降りると、奥の席に押し込められました。
男の手が私の膝に伸びると、私の膝頭の感触を楽しむように動き始めました。
微妙な感覚に、私の膝が震えると、男の指先はさらに大胆に、巧みな動きを始めました。
思いもかけない感触が私の体の芯から広がり、泉のように溢れだしました。
頭の中まで、熱い奔流が流れこみ、私は半分夢のなかにいるかのように体が重くなりました。
(3)
いっしょに来てもらおうかと言われやっとのことで、手を引かれて席を立ちました。
下着を脱がされたまま、外にでると、腰のあたりに風がとうりすぎてゆきます。
それから、しばらく行くと交差点で信号があり、そのすぐ横には歩道橋もありました。
男は歩道橋を指さすと、あそこを通れといいます。
言うとうりするしかないと思い、私は言われた通り歩道橋の階段を上り始めました。
下からいっせいに通る人が見上げているような気がしてまた、体が腰のあたりから、いっきに熱くなりました。
あともうすこしと思って、また歩こうとすると、行く手をはばまれました。
男が、下の横断歩道をとうって先回りしたようでした。
私が立ち尽くしていると、男はさらに私にちかずくいて私を抱えました。
それから、私のスカートを後ろからめくり上げたようでした。
そのまま背中を歩道橋のてすりに押し付けられました。
耳元に、車の走り過ぎる大きな音が、響いてきました。
その耳を男の舌がなめ回しつづけていました。
しばらくそのまま時間がすぎて、私はようやく歩道橋から、降ろされました。
下におりると、ようやくほっとして息がらくになりました。
そこから、しばらく歩くと、細い道の間にネオンの看板の建物が見えました。
いくつか、同じような建物がかたまって立っています。
ネオンのでている建物の前に着くと、そのうちの一つに、体を抱えられるようにして入りました。
なかに入ると、電話をかけるように言われました。
渡された小さな紙はテレホンクラブの電話番号でした。
電話に出たのは、なんだかやさしそうな感じの人で安心しました。
しばらく適当に話をしていると、男はなにか、待ちかねている様子で、さっきの事を話なさいと言われました。
私は言うとうり話すしかないと思い、喫茶店で下着を無理槍ぬがされて階段をおりてこさせられた話をしました。
話をしているうちにまた体が熱くなっていくのがのが自分でも判りました。
すると、どこが一番感じるのか、教えてもらおうかと聞かれました。
答えると、じゃあ自分でさわってみろと言われました。
私は言われるままに、男によく見えるように、向きを変えて足を広げて、指をうごかしました。
男の目が私の指先を見つめていました。
男は、枕ぎわに受話器をおくと私に体を寄せてきました。
竜巻のような激しい勢いで吹き抜ける嵐の中では、もう逃げることもできませんでした。
抵抗する気力もないくらいに私の体はもてあそばれました。
いつまで続くともわからない時間が私の心の中で凍り付いていました。
このままずっと続くのなら、私の体はもう屈服するよりないと覚悟を決めました。
男の欲望は私の体を責め続けると、ようやく最後の一撃で私を打ち砕きました。
(4)
アパートに帰ったのは、次の日の朝方でした。
すぐに契約書を英会話の事務所にもっていかないといけないと思いました。
契約書を探しましたが、なぜか見あたりませんでした。
いつ受け取って、どこにしまったのか覚えがありません。
私は、だまされたのではと気が付きました。
そう思うとくやしくていてもたってもいられない気持ちになりました。
真夜中になって、もう眠ろうと思いましたが、気持ちがどうにも、おさまりませんでした。
寝ようと思って布団に入りましたが、気持ちのもやもやが、どうにもなりませんでした。
私はテレクラに電話すると、いま彼と一緒なのと作り話をしました。
やがて、脅すような低い声で、彼によく見えるように、足を広げて見せろと、受話器から聞こえて来ました。
私は、膝を立てて、足を広げていました。
今後、一億年間の転生輪廻を楽しむため。
腹式呼吸法にて気を練る。
1・2・3・4と吸う
1・2・3・4と止める
1・2・3・4と吐く
千里眼と順風耳。
