5人の人間がいる。

 

 

1.◯◯◯●◯●◯◯

 

2.●◯◯◯◯◯◯●

 

3.●●●◯●●◯●

 

4.◯●◯◯◯◯◯◯

 

5.●●●●●●●◯

 

 

 

人は1を悪人と呼び、2も悪人と呼ぶ。

 

 

またある人は4を善人と呼ぶが、他の人は同じその4を悪人と呼ぶ。

 

 

5は見るからに悪人であるが、その一方で一見善に見える4は5が比較にならないほど極悪人であったりする。

 

 

 

私たち人間は個別に細分化せず相手を白か黒かで極端に判断してしまうことが多い。

 

それにより全体を受け入れたり全体を排除したりする。その「全体」とはイコール「存在」と言いかえることも出来るのかもしれない。

 

 

 

これらの白と黒の混在は時に(多様性、共存、愛)となり、また時に(偽り、ごまかし、すり替え)ともなる。

 

 

 

多くの白で埋もれた中にある一部の黒を許してしまう者。

 

多くの白で埋もれた中にある一部の黒を許せない者。

 

 

いずれも負の渦に巻き込まれてしまうことがある。

 

 

 

それはその時々の黒の性質により結果は変わるわけだが、肝心のその黒の性質を見分けるのは難しい。

 

 

 

 

 

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