毎週足を運ばせて頂くお寺の境内でよくジョギングをしている人を見かける。

 

本堂まで続く参道を息を切らしながら走り、階段を駆け上がり、バタバタと登ったり下がったりを繰り返している。

 

そのような方々が散見される。

 

お寺は霊魂が静かに眠る場所でもあると聞くが、まるでスポーツトレーニングジムのように騒がしく利用している人々がいる。

 

 

参道が坂道になり階段も足を鍛えるにはちょうど良いからだろうが、何か間違ってはいないだろうか。

 

これは許されることなのだろうか。

 

 

確かに神社やお寺は昔から子供の遊び場であったり、私自身も子供の頃に神社の境内で野球をしたりして遊んでいたものだが。

 

それと同じではないかと言われるかもしれないが、どうもそれとこれは違うように感じられてならない。

 

 

ジョギングシューズにスポーツウェアで上がったり下がったりと息を切らしながらお寺の境内をバタバタと走り回る大人の姿。

 

何か間違ってはいないだろうか。

 

 

このようなことを考える私は世間から見ればズレていておかしいのかもしれないが。

 

 

その光景を見ながら毎週そのようなことを考えている。

 

 

 

 

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