この時期は忘年会の時期だが人と人で成り立つ企業や様々な組織にとってはそのような会があるのは良いことだと思う。

 

しかしながら個人的には苦手であって、その理由は皆々が話す世俗的な内容がほとんど分からず、テレビやライブなどで見るアイドルの話や社会での便利なサービスなど私にはさっぱり分からずであり、何故それが楽しく嬉しいのかも分からずであったりする。

 

間違っても盆年会で政治経済や文学、古典芸能、哲学、社会問題などの話が出るはずもなく、日本の未来を語るような雰囲気でもなく、そのようなことを口に出そうものなら一気に場がしらけてしまう。

 

おまけに私は酒を飲まないようにしている。

 

一人しらふで冷めた目で周りを観察し、時折愛想笑いをして周りに合わせながら、早くこの場が終わらないかと時計を見ながら、ただひたすら宴が終わる時間を待っている。

 

ここは一体どこの星だろうと考えたりしながらまるで異星人を見ている感覚になる。

 

逆にそんな彼らから見ればそのようなことを感じる私こそが異星人なのだろう。

 

 

旅行に行った話、音楽のライブに行った話、グルメな料理店の話、などなど。

 

いかに自分が幸せで物知りであるかを皆の前でそれぞれ順番に話す。

 

 

それはそれで楽しくやってくれれば良いと。

 

皆一人ひとりのお陰で会社が成り立ち私たち皆の生活も成り立っているのだから。

 

 

2023年、令和5年もあっという間に年末になったが、私たち身の回りのすべての存在に感謝したい。

 

 

 

 

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