この世では自分には責任がないのに怒りや恨みの矛先が自分に向かってくる時がある。
それに気づかない者がいる。
気づいてもそれらをかわすことが出来ない者がいる。
それを都合の良いことに怒りや恨みの矛先を操作し狙った相手に向ける者もいる。
世の中にはズルい人間がいる。
だからそれを察知し、かわし、本当に責任のある者にその怒りや恨みを転送しなければならない。
そうやって我が身を守らなければならない。
でなければこの俗世ではあっという間に嵌められ潰されてしまう。
それに必要なのはほんの少しの知恵だけで良い。
その知恵を得るには2つの方法がある。
1:自分の頭で考えること。
2:謙虚な心で他者の助言に耳を傾けること。
それだけで我が身を守ることが出来ることも多い。
しかしながら私たち人間はこれが出来ない。
人生の意義と学びとは現実を受け入れながら試行錯誤しこの世の道理の中で生きることにあると私は思う。
私たち人間は神や仏を現実逃避の道具にしてはならない。
私はそう思う。
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