毎日、家電の買い出しや掃除、トラブル解決で過ぎているので、今日あたりは午後は、車で30分のReimsに、有名なノートルダムでもみに行こうかと話していた。


でもやっぱり、この家はそうはさせてはくれない泣き笑い


まず、朝起きてベッドメーキングをしていると、枕元や壁に、昨日までいなかったはずの蟻が数匹。

枕の上にも一匹。


いやだ、枕元に蟻はすごく嫌だ。


ということで、

今日もスーパーで蟻の駆除の薬剤を買うことに。


午前中は前日に買った家具をわたしが車で引き取りに行く予定だったので、そのままスーパーで駆除剤と共に足りない家庭用品を買い出し。


これが、買ってきた収納棚。引き出しが少し壊れていて閉まるのにコツがいるからか、40%オフ。

日本なら売らないレベルだけどフランスはしれっとセールにして売るんだな。

買っちゃったし笑

150€くらいでした。


早速日本食材を並べて、なんだか安心ニコニコ

昨日買った電子レンジとコーヒーメーカーも置いて、キッチンがより、快適になった。

昼ごはんを買いに近所のパン屋に行こうとしたら、時刻は13時5分。

なんと、パン屋は13時から16時まで昼休み。

長いな。

仕方なく日本から持ってきたうどんを茹でる。

友人がパリから持ってきてくれたキノコと七味も入れて、美味しかった目がハート


少し休んだらランスに観光でも行こうと思っていたら、2階のメインベッドルームやバスルーム一帯の電気がつかないことに気づく。

なぜか2階だけ。。


エアビーでもブレーカーが落ちて、試行錯誤で自分で治したので今回もトライするも、上手くいかない。母屋に原因があるかとみんなで見に行くも、やはり分からない。


前日、洗濯機のことで助けてくれたエリックに事情をメールしてみる。しばらく待っても返事が来ない。時計を見るともう16時近い。


このままだと暗くなっていく。


Googleで、電気工というワードをフランス語で調べる。


調べたワードをGoogleマップの周辺検索。


すると5キロ圏内に2件。


2番目に近いところが口コミ数も12件あるし写真もしっかりしてそう。

車で10分の距離。


17時には閉まると書いてあるので

急いで車で向かう。


伝える内容はGoogle翻訳で

フランス語に翻訳して保存済み。


Googleなしで生きていない泣き笑い


着くと受付が閉まっている。

隣接する民家で料理中のおばさん発見。

ガラスを叩いて呼びかけるとでてきてくれる。


やってない?と聞くと、

あら誰もいなかったー?

と言いながら作業場に案内してくれる。


行くとお兄さんが2人。

パソコンいじっていた。


私をみてやっぱりもの珍しそう。


事情を伝えると、

じゃあ今から一緒に行くから車で先導して、

と言ってくれた!


電気工のお兄さんを連れて帰り、

原因は一階のオーブンの故障で

そこのブレーカーが落ちたからだと判明。

その1つのブレーカーだけ

落としておけば、他の電気はつくようになった。

これで夜も明るく過ごせる。

洗濯機も使える!


すぐにきてくれて解決してもらえて

皆んなで大喜び。


いくらですか?と聞くと、

別にたいしたことしてないからいらない、

と当然みたいな顔で言う。


流石に今回はプロの人だし、

そんなわけには。。と思いもう一度、

セコンビアン?(いくらですか?)

と拙いフランス語で言ってみる。


するとおかしそうに笑いながら、

いらないよと言って、

握手して去っていったお兄さん。


この街の人は、どんだけいい人なんだ?

それとも、私が日本で金銭主義に

染まりすぎているのか?


いずれにしても、また目頭が熱くなる私。

子供達と義母と、

お兄さんの車を手を振って見送る。


だんだんこの町と家に愛着が湧いてきている。


夕飯は海老のトマトクリームパスタを作る予定が、

いざパスタを茹でようと思ったらパスタがどこにも見当たらない。

もしかしたらレジで、バッグに入れ忘れたのかな?

急遽、貴重な、さとうのご飯をチンして、

海老のガーリックライスにメニュー変更。

友人のくれた海藻バターで炒めたら、

レストランみたいな味に目がハート

盛り付けは適当。


ついでにそのフライパンでバケットも焼いて、海藻バターとすりおろしニンニクを乗せる。

最高に美味しい。


マーが工作した作品を並べて、私のためにシャンパンを飲むための特等席を用意してくれたひらめき


毎日、手のかかる家に楽しませてもらっている。


トラブルがあるから町の人と出会えたニコニコ