7月25日(木)☆予定日翌日☆~つづき~

助産師さんや看護士さん達がバタバタしだしたのは12時頃。


私は分娩室へ移動し、周りでは出産の準備が始まりました。


母には待合室で待っていてもらい、立ち会いの主人だけになり分娩が始まりました。


助産師さんに、「あとどれくらいで産まれますか?」と聞くと、「14時くらいには産まれるかな」とのことでした。


あと2時間もこの痛みに耐えなくちゃいけないのかと思うと気が遠くなりそうでしたが、あと2時間でベビちゃんに会えるという期待で耐えました。


だんだん呼吸法ができないくらい苦しくなり助産師さんに「ちゃんと呼吸しないと赤ちゃんも苦しいのよ」と言われ、呼吸法の掛け声をしてもらいました。


これがどんなに心強かったことか…


子宮口が8㌢からなかなか全開にならずで苦しみました。


もうどうしていいかわからず泣きそうでした。


やっとのことで子宮口が全開になり、周りがまたバタバタとしだしました。


赤ちゃんは下がっているから、子宮口さえ開けばすぐよと言われていたので、もうすぐだ~と喜びましたが、いやいや、ここからが長かったのです。


臍の緒が巻き付いているのと出口が狭いのとで助産師さんは四苦八苦していました。


出口をいろいろな器具で広げようとするのですが、陣痛の痛みとその痛みで「もう無理です~」と叫ぶ私…


意識が朦朧とする中「本当に出てくるの?」と誰に言うでもなく言うと「髪の毛見える?もうここまで来てるのよ。がんばって!」と鏡で見せてくれました。


1時間前に様子を見に来た院長先生が「随分長いな」 と入って来ました。


助産師さんが相談していて、吸引の話も出ているようでした。


この際なんでもいいから早く出して~というのが正直な気持ちでした。


今までいきむ際に手はレバーを引いていたのですが、自分で足を抱えていきむ方法に変わり、前より力が入るようになりました。


恥ずかしさなど忘れて呼吸法→いきみをし、どこから来るんだという力で何度もいきみ、やっと自力でベビちゃんが出てきました!


誕生した途端大声で泣くベビちゃん!


待合室で待っていた母は、新生児室が近かったので産まれた時のベビちゃんの声とと聞き分けられるか心配していたようなのですが、あまりの大声で心配ご無用だったようです(^_^;)


カンガルーケアですぐに胸に乗せてもらい、初対面。


初めての言葉はなんてかけるのかなぁと思っていましたが、まだ放心状態で「あ~赤ちゃんだ…」と言ったかな(笑)


その時、唇も手もまだ震えていました。


その後赤ちゃんはきれいにしてもらい、体重を計ったりされていて主人はそれを見に行っていました。


私は裂けてしまったところを縫合してもらっていました。


院長先生に、「複雑骨折の皮膚版だな…」と言われるほどで相当時間がかかりました…


出産とは比べものになりませんが、これも痛かったぁ・・・


すべて終わり、母と話し、その後主人と二人になりました。


臨月に入り、いつ陣痛が始まるのかと毎日不安な日々を送り、微弱陣痛に苦しんだ2日間、すべてが終わったんだ~と思うとほっとした気持ちになりました。


やり遂げた安堵感、今日から始まる新しい生活、幸せな時間でした。


部屋に戻るとちょうど夕食の時間で、朝から何も食べていなかった私はガツガツ食べました(笑)


これが私の出産でした。


出産は命がけとよく言いますが、まさにそのとおりです。


あの痛み、苦しみ以上のものはないのではないかと思うくらいですが、命を送り出す素晴らしさを経験できて本当によかったと思っています。


私達の元にやってきてくれた我が子、これから大切に育てていこうと思います。




7月25日(木)☆予定日翌日☆


朝8時半より院長先生による内診がありました。


子宮口の開きはまだ4㌢程度。


丸2日夜寝ていなかったので、「お母さんの体力のことを考えて、このまま出産の方向で進めましょう」と言われました。


待合室で主人と母が待っていてくれて、内診が終わったらまたそこに戻れると思っていたのですが、そのまま陣痛促進の点滴が始まり、話をすることなく数時間が過ぎました。


助産師さんは、あまり強くない点滴で効くと思っていたようですが、なかなか陣痛の間隔が安定せず、どんどん強い点滴になり、どうしようもない痛みに悶え苦しみました。


私の場合、腰をさすってもらったりするよりも、呼吸法と自分自身でぐっと耐えるほうが痛みを逃すことができました。


出産でなければ痛かったら痛みを抑えることを考えますが、この痛みがなくなっちゃったらまた一からなんだと思うと泣き言も言ってられずで…微弱陣痛とはツライものです。


朝から何も食べていなかったので、助産師さんが何か食べておいたほうがいいよとお昼を持ってきてくれて、母と主人とで口まで運んでくれたのですが、その時の私はもう何も食べられる余裕はありませんでした。


持って行ったペットボトルホルダーは大活躍で、主人にスポーツドリンクを少し飲ませてもらいました。

意識は朦朧とし、主人の顔も、母の顔もはっきりと見えていませんでした。


~つづく~

7月24日(木)☆予定日当日☆


2時間様子をみましたが痛みが10分間隔なので、8時に再度産院へ電話しました。


入院の用意を持って、一度外来で診てもらってくださいとのことでした。


今日、明日と休みを取ってくれていた主人に連れて行ってもらい産院へ。


内診の結果子宮口はまだ1.5㌢、でもベビちゃんがだいぶ下がっているので今日の夕方か夜には産まれるでしょうとのことでした。


さっそく入院の手続きをしましたが、その日退院する方が出るまで部屋が空いていないらしく、分娩室で待機…


そこで主人とお昼まで過ごしました。


お昼ご飯も分娩室で食べました(笑)そしてなんと完食!


なんだか産院に来たらほっとしたせいか、陣痛が遠退いているような…


部屋が空き、移動してベットで寝たらさらに痛みが遠退き(笑)NSTをしても山はほとんどできず、直線になってしまいました。


看護士さんに、「このまま寝ていてもよけい陣痛が遠退いてしまうから、一度帰って動いてきたほうがいいかもよ」と言われて、主人と相談。


退院してしまうと、今度入院する時の部屋の確保はできないとのことで、荷物を置いて一時帰宅という形にしてもらいました。


二人して拍子抜け(笑)


さすがに暑くて散歩はできないので、家でいつもの床掃除…


掃除して、シャワーを浴びて産院へ戻りました。


主人が夜付き添ってくれるとのことでしたが、看護士さんに、「いつ出産になるか今の状態じゃ見通しがつかないから自宅が近いんだったら家で待機してもらっていたほうが、旦那さんも楽よ。」と言われ、確かにと思い不安ながらも帰ってもらいました。


夜中になり、だんだん痛みが強くなってきて、「ううっ」とか「痛いよ~」とか声を出さないと乗り切れないほどになってきました。


個室だったので、周りに気を使うことがなくてその点はよかったのですが、とても心細かったです。


朝5時に看護士さんにNSTをしてもらうと、今まで見たことのない張りの山ができていました。


ちょうどその頃、母から大丈夫?というメールが来ました。


今の状態をなんとかメールすると今から行くと言ってくれ少し心強くなりました。


~つづく~