不登校の原因探しよりできることを♡

 

 

クローバー小学6年生から中学3年間の計4年、

不登校だった娘のことなどを振り返って書いています。

 

娘が「学校に行きたくない」と言い出したのは、

小学5年生の3学期の終わりで、

春休みまであと少し、

そんなタイミングでした。

 

 

その時の私は、

行きたくない原因になっていることを

解決すれば学校に行けるようになる

そう簡単に考えていたので、

まずは娘に理由を聞き、原因探しを始めました。

 

 

でも不登校って、

ひとりひとりが持っている、

「学校でのストレスコップ」

がいっぱいになってしまって

コップの水があふれてしまったということ。

(大人になると「会社(社会)でのストレスコップ」になりますね)

 

 

あふれさせるに至った

決定的な出来事はあったとしても、

ただの最後のひとしずくだっただけで、

そのひとしずくになった出来事だけを

解決して取り除いても意味がないのです。

結局、別のひとしずくであふれちゃう。

 

 

当時、娘からは

もっともらしい理由が出てきたので、

それを先生に伝えたところ

対応はしてくださったんですね。

 

 

けれど、その対応(実際、配慮なさ過ぎた)によって

娘は逆にもっと通いづらくなるという結果になり、

「行きたくない」から「行かない(行けない)」になってしまいました。

 

 

「行きたくない」でもうあふれる寸前だったのが、

これであふれてしまって「行けない」になったのです。

 

 

この対応の結果として不登校が始まってしまったので、

表面的にはこれが原因になったように見えるし、

最初はそう思っていましたが、

本当の原因というなら、コップの中身全部なんですね。

 

 

そして、コップの中身は

本人でさえも全て把握できていないのです。

だから、不登校って原因探しをしても意味はないのです。

 

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大切なのは、

コップの中身の水の成分を知ることじゃないんですね。

 

 

不登校(登校しぶりも)を卒業し、

もう一度学校に行けるようになるために、

その後もう不登校を繰り返すことなく

自分の道を歩いてけるようになるためには、

 

 

あふれちゃった水を取り除くこと

コップの容量を大きくすること

コップに水を溜めにくくすること

が必要です。

 

 

 

ガーベラあふれちゃった水を取り除く

 

・学校をお休みする

・ひたすら休息する

・寝たいだけ寝る

 

氣力が戻ってきたら(少し元氣になってきたら)

・好きなこと夢中になれることをする

・会いたい人に会う

・行きたいところに行く

・自然に触れる

(海、川、山、森に出かけてみる)

・身体を動かす

(散歩など軽いものでも)

 

 

【親ができること】

大前提を

「不登校OKだよ~」

「学校に行っても行かなくても

どっちも大切なあなただよ」

にしてただ見守る乙女のトキメキ

 

・あれこれ聞き出そうとしない

・制限をかけたり無理を強いない

・親の考えを押し付けない

・発言や行動をジャッジせず受け止める

・ただ話を聞く(傾聴する・聞くだけ)

・本人が望まないことはさせない

・本人が「学校に行く」と言うまで

 ひたすら見守る

 

 

ガーベラコップの容量を大きくする

 

・自己価値を高める

・自己肯定を持つ

 

【親ができること】

「今のあなたのままで十分素敵な存在だよ」

と伝えていく乙女のトキメキ

 

・存在しているだけで価値があると伝える

 

・今、すでに十分頑張っている

(頑張ってきた)のだと知り、

「いつも頑張っているのわかっているよ」

 と伝える

 

・「あなたならできるよ」

 「あなたなら大丈夫」

 といつも信頼してあげる

 

・1日1回ハグしてあげる

 

・毎晩「生まれてきてくれてありがとう」

 と言ってあげる

 

・親子ゲンカになったり、

 叱り過ぎちゃったりして、

 自分が悪かったなと思う時は

 ちゃんと「ごめんね」と伝える

 

 

ガーベラコップに水を溜めにくくする

 

【親ができること】

 

子どもは1日学校でとても頑張っており、

かなりエネルギーを消耗していると知っておく

 

「休む」「リラックス」「ストレス発散」

で日々のエネルギーを整えてあげる♡

 

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・習い事を休みたい、辞めたいと言う時は

 コップに水が溜まってきている時が多い

 ので、様子を見ながら無理させず休ませ

 てあげる。

 

・朝起きてお腹が痛い、頭が痛いと言う

 ことが定期的にある場合や、下校して

 すぐ寝てしまうことが多い場合は、

 コップにすぐ水が溜まりやすい子のサイン。

 無理させず休ませてあげることも必要ですが、

 HSP(気質です)などの場合もあるので、

 一度スクールカウンセラーなどに

 相談してみるのもあり。

 

・話すことは自己表現で、

 排出・浄化(デトックス)でもあるので

 ジャッジせずただ聞いて受け止めてあげる

 

・泣くのも排出で浄化(デトックス)

 泣いている時は、好きなだけとことん

 泣かせてあげる


・おやつや夕飯を好きなものにしてあげる

 

・マッサージなどしてあげる

(手のひらを揉んであげるとか

 簡単なものでOK)

 

・時には家のルールや制限

(ゲーム・就寝時間など)

 を緩めてあげる

 

・子どもの喜ぶ入浴剤(泡風呂など)で

 ゆっくり湯船につかって入浴させてあげる

 (身体を温める)

 

・休日の早朝や夜に一緒にお散歩してみる

 

・その他、年齢に応じて

 お子さんの喜びそうなこと、

 お子さんが笑顔になることをしてあげる

 

 

 

夫婦で考え方や意見が違ったり、

祖父母や兄弟がいる場合など、

家族環境によって状況は様々だと思いますが、

 

 

お母さんだけはいつも

子どもの一番の、

絶対の味方でいてあげましょうハート

 


そして不登校の期間も

人生の中の大切な時間。

親子で笑顔いっぱいに

happyに過ごさなきゃもったいない爆笑

 

 

大丈夫、大丈夫ハート