今日11/1日は日本紅茶協会が定めた”紅茶の日”です。
何故この日が紅茶の日となったかと言うと。。。
1791年11/1日頃に大黒屋光太夫が日本人で初めて欧風紅茶を楽しんだ(であろう)と言われているからです。
私は紅茶を学んでいる時から、この大黒屋光太夫という人物にとても興味があり
ずっと気になっていました。
今、寝かせていたこの想いがやっと熟し、
映画と本から光太夫について深く知る事となりました。
大黒屋光太夫は伊勢から江戸に向かうはずが、アリューシャン列島に流され、ロシアのエカチェリーナ2世の許しを得、約10年かけて運良く日本に帰って来た人です。
勉強している時はコミニケーション能力が高い人、人に好かれた人。。なんて勝手な想像をしていましたが…😌
ロシアは極寒の地。
言葉も民族も全くちがう未開の地。
簡単に事が運ぶ訳ないですよね〜😰
大黒屋光太夫の凄いところは、
•直ぐに現地の言葉を覚えた。
•詳細な記録を残した。
•抗わず目的を諦めない精神
です。
鎖国の時に世界を知る男。
幕府にどれだけ影響を与えたか。。
想像するだけでワクワクします。
大黒屋光太夫さんらテーマの映画🎬
“おろしや国酔夢譚(こくすいむたん)”
ご覧になると過酷な旅だったとわかります😌
映画の中で”エトチョワ(これ何?)”と尋ねるシーンがあります。
必死に言語を獲得しようとした姿が描かれています。
北槎聞略(ほくさぶんりゃく)という光太夫が残した記録をまとめた本があり、現地の言葉を記した箇所があります。
試しに音声翻訳サイトで言ってみると、ちゃんと日本語に変換される。。。
言語獲得方法の原点を思い知らされました。
光太夫。。
素晴らしいティーポットの絵を残しています。
カップ&ソーサーも。
間違いなく光太夫は茶を飲んでいたとわかります。
過酷な状況でも抗わずに目的を諦めない精神。
こんな素晴らしい日本人を誇りに思います。
11/1日。
今日は紅茶の日となった由来の
大黒屋光太夫さんに敬意を表する日でした。
紅茶に砂糖を入れたミルクティーを飲みながら、
今日一日を楽しみました。
こんな人にちょっとでも近づけたらいいなと思いながら。
皆様が明日も幸せに過ごせますように💗💗💗