映画DVD「夢売るふたり」(ネタばれ注意?) | ホッとして安心、安全、リラックスが好き

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ひとつ残らず君を悲しませないものを、
君の世界のすべてにすればいい…(*^^*)

松たかこと阿部サダヲ主演の「夢売るふたり」を

観ました。

新作DVDとしてレンタル中です。



松たかこが、下半身をさらけ出して、

っていうか、

一人エッ○シーン、トイレシーンとか、生理のナプキンつけるとか、

おしり出すとか、頑張っていました。


女優魂炸裂です。


一人○○○シーンは、最初、おなか痛くて、

顔をしかめているのかな?と思っていたら、

悶えだったので、驚きました。


さわっていたのがおなかじゃなかったので、

びっくり。


まさか、松たかこが・・・・?



って、ああ、いきなりシモネタですみません叫び

ちょっと衝撃だったもので・・・・。


でも、そういうシーンは、不妊で悩んでいる、

とか、夫婦生活がうまくいっていない?

夫婦関係あったけど、今回は、妊娠にはいたらなくて残念?

とか、いろんな解釈ができる、あるいは暗示させる重要なシーンで、

松たかこファンへのサービスショットという意味だけではないようです。



このストーリーは夫婦で、

結婚詐欺をする話ですが、


なんか私も一歩間違えば騙されてしまいそうで

危うい予感ですガーン


すごいなんか弱っているときに、

優しい笑顔の板前さんがいて、

励ましてくれたり、おいしいご飯を出してくれたり、

いろいろ話を聞いてくれたり、

あとは、弱さを見せてくれたりだとか、


うーん、阿部サダヲの「完璧じゃないからこその魅力」みたいなのすごいわー。


たとえば、同じ料理できる優しい男として、

モコミチがいたとしても、

なんかこうはならないのよねー。


いわゆるイケメンじゃない魅力、

普通の男の魅力、

心に傷持っているけど、ちょっと頑張っている魅力、

みたいな?


悲惨な過去・不幸を武器にする作戦。


過去に不幸あったけど、これからは幸せになるんだ作戦?



うーん、


結婚をちらつかせるのはホント酷なのでやめてほしいと強く思います。



松たかこ演じる里子は、

いつもまじめに働いて前向きで明るいし、

愚痴もこぼさない女性。


その里子の10年連れ添ったダンナさんを阿部サダヲが

演じているわけなんだけど、

このサダヲが一夜限りの浮気をして、

大金(100万~200万円くらい?銀行の封筒にぎっしりはいるくらい)を持って帰ってくるのね。


お金に困っていたときの話で。


私がもし、里子の立場だったらどうするかなー??


想像つかないけど、

なんらかの「腹いせ」っていうのにはたどり着く気がするんですよねー。


自分はコツコツ、ラーメン屋でバイトして、

なんなんだ?私?みたいな。

すべてが急にバカらしく思えたりとかね。


全体的に、


そういうこともあるかもね、って思えました。



メガネ芸人の光浦さんが、

ゴーカイジャーのレッドの人だったら、

騙されてもいいし、

もう、(お金)払う、払う、

って言ってたのを思い出しました。


嘘でもいいから優しくされたい日もそりゃ、

生きてりゃありまんがなー。



でも、結婚詐欺は犯罪なので、

ホント、勘弁してください!と思います。


人の弱みに付け込んじゃダメだって。


って、正論なんか言ってつまんなくてごめんね。



話は戻って、


自分は不妊で悩んでいるときに、

ダンナさんが子持ちの女性を好きになって、

擬似家族を楽しんでいる様子を見てしまうのつらいです。


私って、もう要らないんだなーって思うし、

存在否定しちゃいそう。


もう、ホント、


ふざけんじゃねー!


って思いますね~。



「夢売るふたり」ってタイトルが上手。


確かに「夢」売っているんだよねー。



なんか、いろいろ考えさせられて、

なかなか面白かったです。


妻夫木聡さんの「悪人」っていう映画みたいな感じです。


暗いけど面白いっていうか。


わかるよ、って思っちゃう点。


孤独さみたいなのをテーマに、

いろいろ踏み外しちゃう点とかね。


明日はわが身だよー。


結構、みんなギリギリんとこで、頑張ってたりするからさ。