日系時代、一次面接は「10分面接」だった。
単純に計算して、1時間6人、勤務時間が9:00~18:00の8時間だとすると、
1日に48人にも会うことになる。(実際には休憩があるから、だいたい40人ぐらいだったかな。)

年間数百人の学生さんと直接話すわけです。
意外と大変です・・・。もちろん、楽しいけどねラブラブ
こういう仕事していなかったら、こんなにたくさんの若い方と1対1で話す経験なんて、できないと思うしチョキ
きっと、多くの人事担当者は同じような経験をしていると思います。

さて、たった10分で何が分かるのか、と言われますが、分かります。

特に、学生さんの場合、中途採用とは異なり、ほとんどの職種は「未経験」なわけです。
知識や経験がほぼ一線なわけだから、後は、「一緒に働きたい人材かどうか」が1次面接のポイント。
(二次面接以降の事業部面接では「活躍できる人材か」とかもっとじっくり絞り込んでいくけどね)

一緒に働きたい人材かどうか、って言うと、「好みって人によるでしょ?」って思う人もいると思うけれど、意外と全員一致したりします。そして、実は一瞬で分かります。

どういう人と一緒に働きたいかっていうと、かなり普通な基準です。(だから一致するんです)
・笑顔がステキ
・質問に対する回答が明確
・話し方が自然

逆に、一緒に働きたいって思えないのは
・態度が高圧的
・質問に対する回答が長い。(アピールしたいのは分かるんだけどね・・・)
・あらかじめ用意している答えしかできない

面接がなかなか突破できない、って思っている方。一度、振り返ってみてください。

面接の時の貴方、自分が一緒に働きたい人になれていますか?
先週、地下鉄の中でのこと。

グループ面接を終えたと思われる男女が地下鉄で話していた。

やっぱり、今日の面接のお礼ってメールすべきだよね

え、そうなの?

就活の本に書いてあったよ。


あぁ、ちがうよぉう。
お姉さん(おばさん・・・?)は、心の中で叫びましたよ。


『お礼状は必要か?』

中途面接はさておき(※)、新卒面接のしかもグループディスカッションの場合、面接のお礼は必要じゃないと思う。

アタシが年間300人近く新卒を採用していた時、やっぱりお礼メールって毎日届いていたけど、わざわざメールを送ってくれた学生さんのチェックなんてしていなかったし。

もちろん、送ってマイナスになることはない。でも、よっぽど、魅力的なメールの内容にしない限りプラスにもならない。

確かに、マニュアルを活用することも悪くはないと思うけど、それにすがりすぎるのもどうかな、と思う。慣れないリクルートスーツを着て、慣れない髪型をして、慣れない敬語を使っている、マニュアル通りの学生さんたちを、アタシは人事担当者として「魅力的」だとは思わない。もちろん、面接にジーンズでT-シャツ、金髪で、ため口の学生さんを採用しようとも思わない。でも、それは、マニュアルに沿ってないからじゃなっくて、社風に合ってないから。あるいは、TPOをわきまえていないから。

3回ノックしてドアを開けなくても、イスの右側に立ってなくても、「どうぞ」って言う前に座っちゃっても、面接後にお礼メールが来なくても、人間として魅力的な人を採用する、これが採用活動。

だから、アタシは自分が転職するとき、スーツは着ていかなかった。転職活動をしている時期は、ちょうど「採用活動時期」でもあり、ほとんど毎日、スーツで仕事していたのに。靴マニアのあたしは、自分らしい靴を履き、自分が一番自分に似合うと思う服で面接に行った。おかげで、面接を受けた会社は全て合格で、転職活動期間はわずか1ヶ月だったチョキ
これは、自分が採用側だった経験を生かせたからかな、って思ってる合格

あなたらしさ、を忘れないでほしい。それがきっと一番あなたを魅力的に見せてくれるはずだから。
もし、本当にお礼状を書きたいぐらい、素敵な面接官に出会ったんだったら、それはぜひ書いて欲しいと思う。でも、何もお礼を言うようなことが無いのに、無理に書く必要は全然ないと思うな。
(ただし、異常にマナーを重要視する業界・職種の場合、もしかしたら書いた方がいいのかもしれないけど。)
春休みになって、そろそろ、大学3年生の就職活動が本格化してくる時期よねヒヨコ


この時期にリクルートスーツ着た(リクルートスーツに着られた?)学生さんを見ると応援したくなってしまう、職業病なアタシ。


地下鉄で良く見かけるのが、
グループディスカッションで一緒のチームになりました
っていう感じで、とりあえず就職活動についての情報交換をしている若干不自然な2人組。


その会話をこっそり盗み聞きしていると
ちがう!!!
って突っ込みたくなることが満載

いや、もちろん
「なに・・・このおばさん・・・ガーン
って思われるだろうから、話に割り込んだりしないけどね。


でも、就職活動をしている方たちに、人事担当者として伝えたいことがいっぱいある。


なので、しばらくは、人事担当者としてアタシが日々感じていることを書いてみようって思います。