鎌倉共創プロジェクトメンバーで、デジタル化をリードする福祉国家デンマークを視察してきました。

 

数回に分けて、リポートします。

 

今回は、私が今最も興味がある一つ「Smart City計画」のこと。

デンマークではどのような視点からSmart City計画を立て進めているのか学ぶ事が出来たました。

 

トランプスペード なるほど!!デザイン王国デンマークで進む"Hygge(ヒュッゲ)”的Smart City戦略

 

 

 

デンマークは、世界中で熱狂的なファンを持つデザインプロダクトを作っているデザイン王国。

 

 

デザインプロダクトが発展した背景は、冬が長く日照時間が短い北欧のデンマークの人々は、家の中で過ごす時間が多く、家にお金をかける民族、だから建築、家具やインテリアのデザインスキルの高い職人が生まれたのでしょう。

 

家族と団欒し、楽しく過ごすことをデンマーク語でHyggeといい、何よりもHyggeを大切にする文化のデンマークのSmart Cityの取り組みは、2012年にはEUで1位に評価されています。

(The top 10 smartest European cities)

 

スマート・シティの条件には環境・エネルギー、安全や健康などの住環境、教育や創造性などから見た人間性、経済、政府などがあり、それらがいかにスマートなのかを数値化し評価しています。

 

コペンハーゲンは高い自転車利用率で知られていますがそれだけではなく、2025年までに達成をめざすカーボンニュートラルなどにも積極的に取り組んでいる点も評価されています。

その取り組みをリードしている場所が、デンマーク政府が出資し、42自治体・5つの大学・40社以上の企業団体が参加し運営されているEU最大のスマートシティリビングラボ「DOLL 」

 

DOLLは、スマートライトを軸にICT/IoTの新技術製品を開発・検証・評価する場所です。

 

 

トランプダイヤ ここがすごいキラキラSmart City Living Lab "DOLL"のコンセプト

 

Smart Cityは、ワールドワイドに計画実行が始まっています。

 

 

日本では、つくば市の柏の葉を始め各市町村で計画が進んでいるようですが、Smart Cityってそもそも何?なぜそんなことが始まってるのか?ってことを簡単に整理すると、

 

Smart City = 「IoT(Internet of Things:モノのインターネット)の先端技術を用いて、基礎インフラと生活インフラ・サービスを効率的に管理・運営し、環境に配慮しながら、人々の生活の質を高め、継続的な経済発展を目的とした新しい都市」

 

理由 = 「現在73億人の世界人口が2050年に95億人になると予想され、エネルギー消費が爆発的に増えることが懸念されていることに加え、今までSF映画のような空想世界でしか描けなかった都市を創ることができる技術が発達してきたからです。」

 

今、私たちの暮らしが、生態学・環境に配慮しながらもっと良くするには?というテーマから、6つのスマートの集合体から計画実行が進んでいます。

 

・Smart Living(スマートリビング・生活)     
・Smart Energy(スマートエネルギー・環境)
・Smart Economy(スマートエコノミー・経済活動)
・Smart Learning(スマートラーニング・教育)
・Smart Mobility(スマートモビリティ・交通)
・Smart Governance(スマートガバナンス・行政)

 

 

 

DOLLは、この6つのスマート集合体をスマートライトをIoT基盤として具体的に検証するエリアです。

 

 

DOLLのセンター長Kim氏と会議の様子。

 

 

 

 

 


街デザイン x デジタル = 市民が住みやすい街

 

 

Lightning Sencer、公共WiFi、駐車場管理、廃棄物管理、大気汚染測定等10種類のエネルギー系センサーを開発しているだけでなく、データ収集、分析、そして市民の生活をより良くするためのサービスを目指して開発検証評価しています。

 

 

 
 

 

 

これまでに、100以上の国や市の関係者が見学しています。
日本からも数社企業が訪問してますが、行政関係と市民の訪問は鎌倉共創プロジェクトメンバーが初でした。

 

 
 
 
 
 

デンマークの街並みが美しく維持されながら、デジタル成長計画をどのように導入し実現化しているのか仕組みが学べました。