お読みくださりありがとうございます
セレアヘアーデザインゆきえです
美容サロンをオープンして16年です
美容師になりたいと思ったのは小学4年
近所の美容室で、マンガ本の切り抜きを持って行き、私がやりたいヘアーをお願いするも…毎回まったくならない
心の声は
下手やろ〜
と、美容師のせいにする生意気小学生
今思えばなるわけない
当時の剛毛くせ毛な私の髪質。
希望するのはパーマもかけないのに、ゆるやかになびくウェーブヘアーなんだもん
なるわけない
ヘアースタイルをやりたいようにしてみたい
ただの単純な軽い小学生の夢
そのまま何気に、特に他にやりたい事があるわけでもなく
なんとなく好き
で美容の道に進む…
しか〜し
マジで不器用
美容業界に入ると自分の手先が
普通の下くらい。と位置がわかるわけよ
で、都内の美容サロンに勤務していた頃は
1日に約80人から100人のお客様の来店数
不器用で下手やろうな私でも
数をやるとね
必ず上手くなるのょ〜
なんだろね〜
向くか、向かないかで片付けるなら
美容師に向かない私。
よく先輩に、なんでこのブローのコツがわからないかな〜
と教える方が悩んでました（笑）
当時はヘアーブローは当然で、今のように乾かして自然なスタイルを作る時代とは違いますから
本当にブローがヘタでね。
落ち込むし辞めたいし。なんてのは日常茶飯事
世界中のすべての人に言えるのは
やり続けた人だけがそれになれる
ただそれだけだと思う。
やり続けただけですよ。
あのブロー技術で悩んでいた当時は思いもよらない程
今では1番ブローが好き
コツをつかめたら自分でも不思議な感覚
でね、次に習うこともヘタやろ〜の連続で
もうなんでもいいや〜。と
好きで始めた仕事も嫌いな瞬間ばかり
やり続ける中で、たまぁに
好き
なエッセンスがあっなぁ。程度
好きな場面をちりばめただけ
で、今に至り店など持ってやってますとね
たまにお客様から
好きな事を仕事にできて羨ましい
とか言っていただくときあるのですが
もともとは好きから始めたからね、頂いたお言葉に変な遠慮はせず
何も躊躇せず
はぁいおかげさまで
好きな事を仕事に出来て有り難いです〜
嫌な時もありましたが、好きな仕事ですと
乗り越えられますね〜
などと体裁よく答えますが
あながち外れてはいませんが
優等生的なカッコつけたセリフです。
でね、今では好きか嫌いかなんてのは
もうどっちでも良くて
唯一思うのは
お客様がご来店され
いつもと同じヘアースタイルでも、
お帰りになる際に白髪が見えなくなり、お髪が整うと、素敵になるので
そんな時が嬉しい瞬間です。
ヘアースタイルをちょっとだけ
もしくは劇的に変えたり
カラーチェンジだけで雰囲気変わって
まるで別人のようになると、
とてもイキイキ本当に嬉しいんです
これはカッコつけて言ってるのではなく
本当に、素敵になった様子は嬉しい
表情も変わったりするから
オンナって、美容ってやめられまへんなぁ
（笑）と思います
髪型が変わるだけで人って変わりますからね〜
こちらが驚きと喜びになったりします
楽しいなぁ。と思うのはこんな時ですね
決して好きだけでなんて仕事になりませんから。
アスリートや、職人さん、色々なお仕事
みんなそうじゃないかなぁ
好きで入るけど
仕事にすると
喜んでもらう 相手 ってのが必ずいるわけだから
好きな趣味なら
好きにやったりしてればよいけど
仕事なら
喜びや、感動や、自分でできない事をやって差し上げて
ありがとうの対価として金銭の授受
となるわけですから。
むしろ
逆説的ですが
嫌いな事を仕事にしよっ
るん
このくらいの発想で人生を仕事を楽しんでみる人いないのかな〜（笑）
好き
を仕事にしている事をまるでよい人生
みたいな世間の風潮があるけど
生まれた環境や、
家業を継ぐ立場
思わぬ展開などどで
理不尽にも
嫌いな仕事につかなければならない人もいる世の中で
別に嫌いな仕事に従事している人の価値はまったく変わらない
むしろ
嫌いな仕事を堂々と明るく
俺、いま嫌いな仕事やってるんです〜
って
ニコニコと笑顔でハツラツとやっていたら
嫌いか好きかなどどうでも良いんじゃない
出逢ってみたいなぁ〜そういう明るく嫌いな仕事をこなす人❤
そもそも嫌いから始まるんだから（笑）
どんな心と行動の展開になるのか
聞いてみたいものだわっ
嫌いな仕事だけど好きな趣味のためにがんばろっ
嫌いな仕事だけど好きな家族を守るために働こっ
仕事そのものは変わらないが
今の仕事を愛する心の在り方は変えることが出来る
つづく