20世紀末あたりまでは、河合塾や代ゼミの模試は全ての都道府県で受験することができた。駿台は昔から都市圏中心でしか受験できなかったが。今は河合塾の模試ですら都市圏でしか受験できず実施会場のない都道府県がそれなりにある。おそらく今は地方で会場を設定しても3〜4人とかしか受験しないのかな?模試会場からも地方の衰退が見えてきている気がする。もちろん地方でもトップクラスの学校とかだと学校単位で模試を受験するだろうけど、地方で再受験とか浪人をする人が模試を受験する場合は都市部に「模試遠征」しないといけないわけか。俺の地元長崎だと福岡まで受験しにいかないといけないんだな。福岡は河合塾・代ゼミ・駿台に加えて九州最強の北九州予備校もあるので様々な模試を受験できる。


その点東京だと模試受験会場には不自由しない。各予備校の校舎だけでなく大学のキャンパスでも受験できる(河合塾だけかもしれないが)。東大オープンも大学のキャンパスで受験できるからね。浪人や再受験するなら都会がやっぱり色々便利。


でも勉強する環境だけなら地方も負けていない。SNSの発達で様々な解説動画を手軽に視聴できるし、オンライン塾を使えば地方にいても現役東大生に直に指導してもらえる。技術の進歩は凄いね。