みんながおにぎりになったとき、みんなの背中には必ず具があります。
多くの子は「自分の具は何かなぁ」って気になるでしょうね。
でもなかには具を探さない子がいるのかもしれませんね。
自分が譲ったらいいだけで、こんなに幸せが増えるんだとそう思えるなんてうちにはできないことです。
でも、優しい人から傷ついていくのはほんとに胸が痛くなる。
やさしいって気づいてないから、ほっとけないのかもしれない。
そんな子に時々会う。
自分が一歩ひいて遠慮したことで誰かが幸せになったらうれしいと。
でもわたしはそうやって思いを殺している様を何度か見た。
伝わらない思いが自分の中でだけ死んでいく。
そう伝えると、「それは哀しい」とその子は言った。
でもそんなに自分のことが嫌いじゃないって。それを聞いてうれしかった。
ぞうさんみたいだと思った。
そしたら、そんなおっきな人間になりたいと言った。
自分の具を探してみたらとうちは言った。
背中の具ひっぺがえして食べるって。
食べたらなくなるー笑
「でも、それ食べておいしかったら、満足できたらすてきやと思う。」
とその子は言った。
なんて子やろう。
自分を犠牲にして誰かが幸せになるかもしれないけど、
自分が幸せになることが誰かを幸せにすることかもしれないよ。
だってそんなやさしい子が幸せになったら、うちはうれしいに決まってる。
いつかその子が幸せになったらうちも絶対幸せになるにちがいないから。
1年半ぐらい前に書いたこの日記を大事にしてくれる子がいます。
うちは過去に戻りたいと思うけど、実際できるよってゆわれたらたぶん戻りたくない。
今あること、これから先のこと、約束されたものははかないけれど、明日も大事にしたいってものがあるから。
あなたは幸せになりましたか?
幸せを願っていますか?
うちはたくさんの幸せをもらっています。
泣きそうになるぐらい、せつなくて儚くて、こんな恥ずかしい言葉でしかゆえないけど、この気持ちは確実に今わたしとあなたのものです。
背中の具は見つかりましたか?w
食べると言ったあなたのはどんな味でしょう。
想像するだけで笑えますww
ありがとう☆☆