藤原直哉の「21世紀はみんながリーダー」 2025年12月24日 

民衆の時代が到来

要約
藤原直哉氏は「21世紀はみんながリーダー」というテーマで、「民衆の時代の到来」について語りました。彼は現在の世界情勢を分析し、「悪党」が排除されたことで経済が停滞していると指摘しています。これは「トランプ革命」の結果であり、債権者(金融機関や投資家)ではなく債務者(一般市民)を守る方向に政策が転換したと説明しています。

藤原氏は、現代の政治において民衆は「お客さん」あるいは「カモ」の立場にあったと述べています。しかし、今後は安定的な「カモる側」と「カモられる側」の関係が崩壊し、より流動的な社会になると予測しています。情報や交通の発展により、人々の政治に対する理解が深まり、従来の階級社会が維持できなくなっていると分析しています。

同時に、藤原氏は多くの人々が「誰か何かしてくれるまで何もできない」という依存的な姿勢を持っていることを懸念しています。彼は現代の経済システムを「賭博場」に例え、資産価値の上昇だけに依存する経済は幻想であると警告しています。特に金融市場における証拠金の仕組みなどを例に挙げ、現代の経済システムの脆弱性を指摘しています。

藤原氏は、民衆の時代においては「自力救済」が重要だと強調しています。誰かに頼るのではなく、自分自身で行動し、成功事例を生み出し、それを横に広げていくことが必要だと述べています。彼は森林の循環を例に挙げ、古いものが朽ち、新しいものが生まれる自然な循環こそが「民衆の世界」であると説明しています。

最後に、藤原氏は2023年は「トランプ2期目」になって進展があったと評価しつつも、民衆自身が自立に向けて動かなければ真の豊かさは実現しないと結論づけています。来年(2024年)は「気を引き締めて行動する」ことが重要だと締めくくっています。

チャプター
民衆の時代の到来と経済状況 00:00:01
藤原直哉氏は「21世紀はみんながリーダー」というテーマで、民衆の時代が到来したと述べています。彼は現在の経済状況について、「上が完全に落水した」と表現し、悪党がいなくなったために経済を動かす人がいなくなり、景気が悪くなっていると分析しています。これは「トランプ革命」の結果であり、10年経過して悪党たちがほとんど潰れたと説明しています。

トランプ革命と債権者・債務者の関係転換 00:02:45
藤原氏はトランプ革命の本質について、従来の金融危機では債務者である一般国民が犠牲になってきたが、今回は債権者(連邦政府や金融機関、投資家)を潰して債務者を守る方向に180度転換したと説明しています。彼はこの変化が既に進行中であり、最後の麻薬カルテルやイラン、イスラエル絡みの問題、中国共産党などの「危険なもの」が片付けられつつあると述べています。

民衆の立ち位置と政治構造 00:04:50
藤原氏は民衆の立ち位置が国によって異なると指摘しています。現代の政治において民衆は「お客さん」あるいは「カモ」であり、政権交代は「カモる側」と「カモられる側」のどちらに立つかの争いだと説明しています。彼は民衆を踏み台にして自分だけが「カモる側」に回りたい人々が多いと批判しています。

階級社会の崩壊と流動的な社会 00:06:55
藤原氏は、安定的に「カモる側」と「カモられる側」が分かれる階級社会が崩壊しつつあると分析しています。情報や交通の発展により、人々の政治に対する理解が深まり、安定的な階級社会が維持できなくなっていると説明しています。しかし同時に、「カモられてもいいから最低限の生活さえできれば」という依存的な姿勢の人々も多いと指摘しています。

自力救済の必要性00:09:16
藤原氏は、もはや誰かが救援してくれるのを待つのではなく、「自力救済」が必要だと強調しています。彼は現代の経済システムを「賭博場」に例え、資産価値の上昇だけに依存する経済は幻想であると警告しています。特に金融市場における証拠金の仕組みなどを例に挙げ、現代の経済システムの脆弱性を指摘しています。

民衆の世界と循環する社会 00:17:35
藤原氏は、民衆の世界を森林の循環に例えています。古い木が朽ちて倒れ、そこから新しい芽が生まれ、永遠に循環していく森林のように、民衆の世界も誰かに搾取されるわけでもなく、誰かを搾取するわけでもなく、一つの生態系として循環していくものだと説明しています。彼はこの循環がまだ十分に機能していないため、現在は不景気や混乱が生じていると分析しています。

2025年の評価と今後の展望 00:19:06
藤原氏は2025年を「随分前に進んだ年」と評価し、「トランプ2期目」になって進展があったと述べています。しかし、民衆自身が自立に向けて動かなければ、大統領といえども真の豊かさは実現できないと指摘しています。彼は2026年は「気を引き締めて行動する」ことが重要だと締めくくっています。

行動項目
藤原直哉氏は、民衆が自立に向けて行動することの重要性を強調しました。00:19:34
藤原直哉氏は、成功事例を世の中に出して横に広げていくことを提案しました。00:16:19
藤原直哉氏は、2026年は「気を引き締めて行動する」ことが重要だと述べました。00:20:01