たくさんの方の言葉に、心が救われた。

告知を受け、唖然としたまま、入院前の手続きに行った。
涙も出やしない。
手続きは個室だった。
担当してくれた方は、前年に白血病を患った方だった。

顔を見るなり、
大丈夫ですか?
その言葉に、涙が溢れてきた。
医師は、そんな言葉かけてくれないからね。

そして、いろいろ不安なことを話してるうちに、一緒に涙を流してくれた。

大丈夫ですか?に対して、日本人は大丈夫ですと答えがちだと何かで見た。
確かに、いままでは、そう聞かれたら、大丈夫ですと言ってた気がする。
この時は、大丈夫だとは言えなかった😢
極限状態だったのかもしれないな。

自分が病気だと、信じられなかった。
何が原因だったのか。
あれなのか。それともアレなのか……

入院してるときに、回診の医師に聞いてみた。
「自分を責めないで。ただ病気になってしまっただけ」

受取り方は、人それぞれだろう。
私は、この言葉で気が楽になった。
ま、同時に、どうしてこの病気だったのか。と思ったりもしたけれど。


初めての薬物療法の時、私には恐怖しかなかった。
半泣き状態の私に、気を使いながらも確実に治療の準備を始める女医。

でも、淡々とではなく、背中をさすりながら、
大丈夫だから。
この病気の人はみんな乗り越えてるから。
何かあったら、すぐ対処するから。

点滴が始まってからも、しばらく側にいてくれた。

この時、私は家族が付き添うことを拒否した。
自分がボロボロになる姿を見せたくなかったから。怖くて怖くてたまらなかったから。

主治医ではなく、この女医のおかげで、複数回に渡る入院も乗り越えてこれた。
最後の退院の際も、何が寂しいって、女医と会う機会がなくなることだった(笑)
今でも会いたいな〜と思うことがある。
感謝💕感謝💕感謝💕

看護師さんも、点滴中は何度も様子を見に来てくれたし、不安なことを聞いてくれた。
医師ではない立場なので、言えないことも多かったんだろうけど。

他愛ないおしゃべりをしてくれるのも、気が紛れる(笑)
ありがたかったな〜感謝💕


同じ言葉、態度でも、冷たいと感じる人もいるだろう。
ごく当たり前の対応だという人もいるだろう。
何事も受取り方次第。
私はプラスになる受取り方をしていきたいと思ってる。