こんにちは!
今日は
鼻整形の副作用を防ぐ方法 <その3>
ヒアルロン酸(フィラー)についてお話します。
鼻に注射したヒアルロン酸が
鼻整形手術に及ぼす影響についても説明します。
皆さんの中で
もしも鼻整形の予定があるのなら
ヒアルロン酸の注射は
なるべく避けてください!
溶けられると知られているヒアルロン酸でも
実は100%完璧に溶けられるのではありません。
ヒアルロン酸は溶ける性質とは関係なく
体にとっては異物です。
ですので、体に入れられたヒアルロン酸の周りには
多かれ少なかれ炎症反応が起きる可能性があります。
これが肉芽腫(炎症反応による病変のひとつ)を作り出したりします。
肉芽腫とは
ヒアルロン酸の周りにできた異様な傷跡で、
ヒアルロン酸を溶かす注射を打っても
注射薬の浸透を妨げ、
鼻の中のヒアルロン酸が解けるのを邪魔します。
結局、手術時に溶け切らず、
鼻に残ってあるヒアルロン酸は
一つ一つ細かく除去するほかありません。
その作業をしないと整形手術後の鼻筋のラインは
きれいに仕上がりません。
繰り返して鼻筋にヒアルロン酸を注入すると、
これは鼻筋の皮膚を伸ばすため皮膚が徐々に薄くなります。
そのため、鼻手術後に保形物のラインが
くっきり透けて見えることもあるのです。
解けないフィラーはどうでしょうか。
こちらは解けるヒアルロン酸より
もっと危ないです。
これはまるで砂が刺さるように
皮膚にしっかりとくっつくため、
除去することがとても難しく、
しかも除去する過程で
皮膚を傷めることも多いのです。
手術時に除去しきれなかったフィラーは
1.手術の腫れを長引かせたり、
2.炎症を起こす原因にもなります。
眉間に深く残った解けないフィラーは
3.まるでアバターのような鼻筋をつくるので
美的にもよくありません。
肉芽腫を起こす炎症反応も解けるフィラーより強いので
4.鼻筋を分厚く不自然な感じに作ります。
ヒアルロン酸注射施術を多く受けた鼻は
手術後の結果がどうしても医者にとっても惜しく、
患者自身も結果に満足できない場合が多いのです。
鼻筋はくっきりとしたほうがきれいに見えます。
しかし、フィラーは液体状に近いので、
5.鼻筋が柔らかく見え、広がって見えがちです。
時間が経つにつれ、この現象はもっと目立つようになります。
簡単な施術ではきれいな状態を長く保ちにくいです。
人体に何かを入れる施術をするということは
慎重を期するべきです。
正統で検証された方法でこそ最善の結果をもたらし、満足に至ります。
そして安全に長持ちできるのです。
再び強調しますが、
鼻整形の予定があるなら
ヒアルロン酸を繰り返し注入することは
なるべく避けてほしいです。