
世の中には
母親業というものを
リスペクトしている
人間がいる。
私がそうなのだが、
愛する男性と結婚をして
愛する子供たちを
二人で育てる。
旦那さんは
毎日毎日
朝から晩まで働いて
疲れて帰ってくる。
質素だが
手を掛けた料理でねぎらい
成長する子供の様子を話し、夫婦で喜びながら
子供の寝顔を見る。
子供の成長と
家計のひっ迫は
比例する。
眠る時間を削って
アルバイトをし、
自分の物より
家族を優先して
気がつくと
高校や中学の
同窓会も行けず
手や顔はしわくちゃ。
髪の毛はパサパサ。
子供の卒業式ごとに
感動と反比例する
自分の姿。
惨めになる。
そんなときに聴こえてくる
「離婚」の言葉
何度も何度も
この生活から抜け出す方法を考えたが
「子供の為に…」
子供の為に…
が心のストッパーだった。
私の両親も
喧嘩をしながらも
結婚生活を続けてきた。
子供の為に
時間もお金も
かけてくれた。
そして私
結婚生活30年。
今までの人生を例えると
私は
「人生」という大学の
「結婚子育て学部」に
入学したのだ。
「離婚シングルママ部」
に編入しても良かったのだが
どの道を選んでも
問題試験は出てくる。
私が進級して進むのは
「熟年離婚科」か
「熟年共同生活科」かだ。
旦那さんに
依存してるだとか
子供の為に犠牲にしてるとか
世の中の声、声
「結婚」て
「母親」て、
そんな簡単なもんじゃない。
そんな、上っ面な所だけを論じてほしくないなぁ。
私にとっては
人生を掛けて取り組める価値のある
誇り高い生活である。
泣き、悩み、
苦しみ、感動でむせび泣き、
成長する子供を見て
熱いものが込み上げてくる。
母親になれたこと。
私は尊いことだと
感じている。
自尊心
誰もがその人生の
生き方を
選べる。
目の前のことに流されず
他の意見に流されず
母親業というもの
家族というものを
考えてみて貰いたいなぁ。