ウィリアムズ姉妹
ウィリアムズ姉妹はウィンブルドンの女子シングルスで二人合わせて12回優勝しています。そのうち4回が姉妹での直接対決で、妹のセレーナの3勝1敗と勝ち越しています。テニスのウィンブルドン男子シングルス5連覇のビョルン・ボルグ(スウェーデン)は全仏オープンでも2連覇、4連覇と6回の優勝を果たしています。全仏オープンでは41セット連続獲得を1979年から1981年と3大会に跨って達成しています。シングルス、ダブルス、混合ダブルスすべての部門においてグランドスラムを達成することを「ボックスセット」といいます。この栄冠を手にしたのは2021年現在、女子で3名のみです。マーガレット・スミス・コート(豪)は1960全豪シングルス-1964全英ダブルス、1968全英混合-1973全仏ダブルス と1968年のオープン化前後で2回達成しているまさにテニス界のレジェンドです。ほかにドリス・ハート1947-1954、マルチナ・ナブラチロワ 1974-2003がいます。史上最長試合とされる「ウィンブルドン選手権2010年の男子シングルス1回戦」は、ジョン・イズナー(米)とニコラ・マウ(仏)が3日間にわたって11時間5分の試合を行い、なんとスコアは6-4、3-6、6-7、7-6、70-68でした。第3、第4セットがタイブレークで最終セットがゲームカウント70-68という驚異的な記録です。